1番人気で泣いた菊花賞
第69回菊花賞の日、私は京都競馬場にいた。
何かの間違いであると思うが、来賓室に招待されて、競馬仲間のa-taroと土曜日から優雅に競馬三昧だった。
この日も日本中央競馬会京都支店にビックリするぐらい貯蓄したのは言うまでもない。
それでもなんだかんだ競馬を1日満喫し、夜の京都へ。
とても評判の良いホルモン焼きの店があるというので行ってみたのだが、物凄い待つとのこと…
なんと店の隣に別室があり、人が沢山いたのには本当に驚いた。
記憶が曖昧なのだが、おそらく『焼肉ホルモン アジェ』というお店だったと思う。
ホソというホルモンがとてつもなく美味しかったのを今でも覚えている。
当時は今よりも10キロ以上身体が大きかったので相当な量を食べたに違いない。
このお店の待合室で東スポを読んでいると、井崎脩五郎先生のコラムが目に入ってきた。
またいつもの様に、ユーモアあふれるコラムを書いている。
そのコラムにナムラクレセント、だったかフローテーションだったか忘れてしまったが、この二頭だったか?
とにかく『ほう!なるほど!』と面白半分だが、納得出来るような記事が書いてあったのだ。
馬柱表を見てみると、なかなか妙味がありそうな馬。
この馬二頭はしっかり馬券に絡めてみようと決めた。
そして京都の夜を満喫した。
ここまでは良かった…
さて、この年の菊花賞は上がり馬「オーケンブルースリ」が優勝したのはご存知だろう。
単勝3.7倍の1番人気で優勝。
当時の私は、特別な根拠なんて無いのだが1番人気が大っ嫌い。
とにかく消しまくってたのだ。
この日も来賓室で朝から競馬三昧。
もう菊花賞の時間まで財布が保たないよー!
って思っていたところで東京のメインをゲット!
私の大好きなシンゲンという馬。
鶴首でパドックを歩いている姿が忘れられない。
シンゲン様は、この日もやってくれました。
だいぶ資金が復活して良いムードのまま京都のメイン。
昨日の穴馬二頭も大穴のまま。
そこで私は、この二頭軸にした3連単マルチ馬券を購入したのである。
もはや天才としか言いようがない。
相手は!
1番人気のオーケンブルースリ一頭を抜いた15頭。
もうおわかりだろう…
たった一頭…
1番人気…
なぜ抜いたの…?
天才と馬鹿は紙一重…という事にしてほしい。
(これは昔のPCに馬券の写真があるかも…)
3連単52万馬券。
いや!
3連単はもういいや!
ワイドで8380円だよ!
今なら最低でも諭吉様3人はいれてますよ!
これだけで2.5帯だよ…
もうどうしようもない阿呆だよ…
先週の秋華賞に続き、もう絶望です。
なんの学習能力も無い。
とにかくこの2008年という年は大変勉強になりました。
そして今の私の競馬予想が確立した年でした。
はぁ…それにしても10年以上経っても忘れない
菊花賞。
今年の菊花賞はコントレイルがどんな競馬を魅せるのか注目。
当然私は、コントレイルからは買いませんが…
それにしても菊花賞が楽しみで仕方ない。
やっぱり競馬はやめられない。