※読みながらメモを取っています。随時更新されていきます。(2024.3.26)
1.コンセプトとは
コンセプトの定義
端的に言うと「一貫性」。全体を貫く新しい観点。
コンセプトとは『何のために存在するのか』を示す言葉
人は「何を買うか」より「なぜ買うか」を知りたがっている。存在の意味を中心に構想されるべきである。
「コンセプト」のビジネスにおける役割
1.人々に明確な判断基準を与える
2.作るもの全体に一貫性を与える
3.対価の理由
コンセプトは価値の設計図
コンセプトに価値設計
スターバックスのように全体と部分の説明に一貫性がある。コンセプトと構成がWHYとWHATになっている。
機能するコンセプトの条件
1.顧客目線で書けているか
「誰を」「どのように幸せにするか」を意識していることが大事。
某社のmp3プレイヤーのコンセプトは「5GBのMP3プレイヤー」。
iPodのコンセプトは「1000曲をポケットに」。
このコンセプトはUIにも表れ、某社のプレイヤーはテキスト検索や複雑な階層構造。iPadはクリックホイールでのシンプルなボタンに。
技術目線か顧客目線かを問いかける。
2.「ならでは」の発想があるか
「高品質で低価格」は誰でも言える。
八方美人にコンセプトは書けない。
4.シンプルな言葉になっているか
そして最後に「体温を上げる言葉であるか」を問うてみましょう。
コンセプトとは似て非なるもの
コンセプトはキャッチコピーではない
コンセプトはアイデアではない
コンセプトはテーマではない