同じものを見ているのに興味の対象が違うっておもしろい
私の夫は在宅勤務なので、私が休職してからほぼ24時間ずっと家に一緒にいる。
夜見るテレビ番組も同じだし、同じ食事をして、同じ時間に寝る。
これだけ同じような動きをしているのに、YouTubeに出てくるおすすめ動画は全く違う。
私のアカウントには、「猫」「ライフハック」「ピクミン」(ゲームではなくてピクミン)「Snow Man」(アイドルではなくてSnow Man)など。
夫のアカウントには、「爆食」「宇宙」「深海」「漫画の考察」など。
少しもジャンルがかすっていないのが本当におもしろい。
この中でも私は「宇宙」や「深海」は好きだ。
ただ、私の「好き」は、「宇宙の不思議について知りたい」とか、「深海ってどんな状態か知りたい」といった知識の探求ではない。
未知なるもの、綺麗なものを見てみたい、という興味でしかない。
だから、「人間は木星にたどり着くことさえできへんねんで!」とか、「深海の●kmまでいったら、太陽の光って全然届かへんねんで!」とか、結構どうでもいいのだ。
私は知識よりも未知の映像を見ていたいんだ。
同じ「宇宙」について興味があるのに、私と夫では見ている視点も興味の方向も違う。
それが結構おもしろくて、夫の話はいつも現実離れしているなとは思いつつも、その視点私にはなかったわ〜と気づかされる部分も多い。
「他者は自分にはない視点を持っている」という意識を持って人と会話をすると、自分の知らないことに出会えるうえに、コミュニケーションももっと素敵になるんじゃないかと思う。
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