インフラとしての美容室、エンタメとしての美容室①
自粛明けと、自粛前でいろんな仕事の意味が変わったのかなと思う中で、
僕らの仕事も同じように何を大事にするか、
どんな価値があるか、
美容室にくることについて考えないといけなくなったと思います。
4月、5月と今まで経験したことないくらいおやすみをして、
僕はフリーで仕事をしているので、収入は…笑
その期間、たくさん勉強をしたり、どういう風に仕事をしようかと考えていました。
皆さんにとって美容室はどういうものになるのかな?
お店に来る頻度はどうなるかな?といろいろ考えて出た答えを今日は書こうと思います。
インフラとしての美容室、エンタメとしての美容室
これが大事かなと思っていて、大きく2つのことについて話したいです。
まず今回はインフラとしての美容室。
日本人の生活は比較的裕福で、身嗜みを大事にしたり、綺麗でいることは精神衛生上でも必要と自粛期間で感じたんではないでしょうか?
生きていくと言う意味のなかで無駄を省く、
人となるべく接触をしない
密を避ける
いろんな価値観が、このコロナ禍で生まれて
美容室もその対象になった時期があったし、今も続いていると少し思います。
じゃあ本当にそんな生活で生活が成り立つでしょうか?
オフラインからオンラインに移り変わっても、
伸びきった襟足、自分で切った前髪、とりあえずセルフで染めた根本のヘアカラー、
これらをそのままにして生活が成り立つでしょうか?
オンラインでのミーティングは自分の顔を今までにないくらい見ることになり、自分の見映えをよりきにするようになったのではないでしょうか?
カメラの画質や音質にこだわらないと差別化できないと気づいたりもしました。
つまり、直接人に会わない事は増えても、人と会わないで社会は成り立たないし、
今までと違った自分の見せ方を気にしないといけないことになったと思います。
働く上でも身嗜みは綺麗な方が安心感があるし、
好きな人の前でも綺麗でいたい気持ちは変わらないと思います。
そのために扱いやすいとか、お洒落であるとか、綺麗でいるため、清潔感があるようにとか、
そういうことを整える場所として美容室、美容師としてあり続けたいと思いました。
インフラとしての美容室であるために
そのために出来ることはなんだろう?
ヘアスタイルとしての機能をちゃんと発揮させることだと思います。
扱いやすいことで朝が楽になること。
見せたい印象にデザインすること。
朝起きて、鏡を見るたびに自信をもって人に会えること。
このような事を感じてもらえるように、技術やデザイン、知識を磨いていくことが大事だと感じています。
綺麗な水であるように、継続して電気が使えることのように機能的でありたいです。
髪の毛を綺麗にすることは、思っている以上に生活するなかで必要であったし、
なくても良いようで、やっぱりないと困るなと美容師である自分自身も感じています。
やっぱり髪を切るとスッキリするし、やっぱりかっこよく、お洒落でいたいと思います。
僕は生活を支える「インフラ」としてのあり方を追及していきたいです。
いつも自分に自信を持つためのお手伝いは美容師ができる最高の仕事だし、
生活を豊かにするということは使命だと思います。
「インフラとしての美容室」は生活に寄り添いながら機能的で、毎日を豊かにすることです。
次回書く「エンタメとしての美容室」は、
コロナ渦における「お店に来てもらうこと」についての
僕なりの考えなので、良かったら次回も読んでいただけたら思いますm(__)m
ありがとうございました☺️