プロデューサーに向いている人の3つの特徴

2022年10月13日 18:00

今回は、プロデューサーに向いている人とそうでない人のポイントについてお話したいと思います。

まず、ポイントは3つです。

まずは、プロデューサーに向いている人からお話ししていきましょう。

プロデューサーに向いている人：人のことが好き

これが最も重要なポイントだと思っています。なぜなら、プロデューサーは自分が関わる人のことをずっと考え続けているのです。本当にずっと。ずっと自分以外の誰かのことを考え続けられるほど人に興味があることが、プロデューサーに向いている人の大きな特徴の一つです。

私はというと、ご存知の通り妻でもある近藤麻理恵と一緒に仕事をするようになってから、妻としても一タレントととしても、彼女がどうすれば「こんまりメソッド」というものをより多くの人に伝え、世の中の役に立てるのかをずっと考えています。

本人が伝えているメッセージの価値や、メソッド自体の価値がどうすればより多くの人に伝わっていくのか、どうすればきちんと本当の価値が伝わるのか、ということを考え続けています。もしかしたら、本人よりもずっと考えているかもしれません。

とにかく相手のことを考えているので、自分のことで揺れている場合ではないのです。

言い方を変えると、自分で自分のことを良い状態にしておける人というのがポイントかなと思います。

私は、おそらく尋常ではないくらい安定しています。いつでもご機嫌です。

麻理恵さんに、私の強みは「明るく元気」と言われるのですが、自分でも「本当にそうだな」と思います。朝起きてから寝るまで、なんなら寝ている間に見る夢まで前向きなんですよね。

プロデューサーをしていると、いろいろなプロジェクトが同時に走っていくので、やらないといけないことが同時多発的に起きます。

私が関わっているプロジェクトは多い時で40ほどになるのですが、それらのことをすべてマネージメントしていく、考えていく、プロジェクトを回していくとなると、器用なタイプである方がプロデューサーには向いていると思います。

逆にプロデューサーに向かない人というのは、先述した”3つのポイント”が違うタイプです。

人のことがそれほど人に興味がない人ももちろんいます。これは、良し悪しではなく、その人にとってとても興味があることや好きなことがある場合があるので、このようなタイプの人は、タレントや自分自身で何かを作っていくことの方が向いていると思います。

そして、上がり下がりのある安定していないタイプの人。いろいろなことが気になったり、自分自身のこだわりが強かったりすると、上がったり下がったりすることは普通だと思います。

最後に、不器用なタイプ。「何か1つをやると1つに集中してしまって・・・」と悩んでいる人もいるかもしれませんが、私からするとそれは、とてもうらやましい能力です。

私は逆に何でも気になって、いろんなことをやりたくなってしまうので、1つのことを突き詰めるのは向きません。でもそんな自分をダメだと思ってはいなくて、自分が向いている仕事をして価値を生み出せば問題ないと思っています。

これは逆説的ですが、ずっと考え続けてはいるけれども、良いことも悪いことも含め、長く引きずることなく、プロジェクトが終わった時に忘れることができるというのは、とても大事です。

私は本当に良いことも悪いことも含め、寝たら忘れることができるので、すぐに前を向けるというのは特徴だと思っています。

プロデューサーに向いている人のポイントは3つ＋α。

これが、私の考えるプロデューサーに向いている人のポイントです。

今の世の中には、プロデュースする人の方が全体的に少ない印象を受けています。これを読んでみて、「私はそういうタイプだな」という人はぜひご連絡いただけたら嬉しいなと思っています。

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