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プロデューサーに向いている人の3つの特徴
プロデューサーって特別な人しかなれないのではなく、誰だって自分の人生のプロデューサーだと思うのです。
今回のお話で出てくる、向いている人とそうでない人のポイントについては、人をプロデュースする上でのお話です。
ポイントは3つ。
人のことが好きであること
安定していること
器用なタイプであること
順番に解説していきますね。
人のことが好きであること
まず1つ目の「人のことが好き」ということ。これは最も重要なポイントだと思っています。
なぜなら、プロデューサーは自分以外のタレントであったり、コンテンツホルダーであったり、自分が関わる人のことをずっと考え続けています。本当にずっと。なので、ずっと自分以外の誰かのことを考え続けられるほど人に興味があることが、プロデューサーに向いている人の大きな特徴だと思います。
私はというと、ご存知の通り妻でもある近藤麻理恵のことをずっと考えています。こんな風にいうと、のろけみたいに聞こえてしまいますが、一緒に仕事をするようになってから妻としても一タレントととしても、彼女がどうすれば「こんまりメソッド」というものをより多くの人に伝え、世の中の役に立てるのかをずっと考えています。
もしかしたら、本人よりもずっと考えているかもしれません。
もちろん、本人が伝えているメッセージの価値やメソッド自体の価値がどうすればより多くの人に伝わっていくのか、どうすればきちんと本当の価値が伝わるのか、ということを考え続けています。
安定していること
2つ目のポイントは「安定していること」です。
とにかく相手のことを考えているので、言い方を選ばずに言うと、自分のことで揺れている場合ではないんですね。
なので、安定していることというのは非常に重要です。言い方を変えると、自分で自分のことを良い状態にしておける人というのがポイントかなと思います。
では私はというと、おそらく尋常ではないくらい安定しています。いつでもご機嫌なんです。麻理恵さんに、私の強みは「明るく元気」という風に言われるのですが、自分でも言われてみて「本当にそうだな」と思います。朝起きてから寝るまで、なんなら寝ている間に見る夢まで前向きなんですよね。
器用なタイプであること
そして3つ目のポイント。プロデューサーをしていると、やらなきゃいけないことが同時多発的に起きます。いろいろなプロジェクトが同時に走っていく。
私が関わっているプロジェクトは多い時で40ほどになるのですが、それらのことをすべてマネージメントしていく、考えていく、プロジェクトを回していくとなると、器用なタイプである方がプロデューサーには向いているのかなと思います。
プロデューサーに向かない人
逆にプロデューサーに向かない人というのは、これら3つのポイントが違うタイプです。人のことが嫌いというわけではありませんが、それほど人に興味がない人ももちろんいらっしゃいます。それが良い・悪いではないんですよ。
逆にその人にとってとても興味があることや好きなことがあるので、そうしたタイプはどちらかというと、タレントや自分自身で何かを作っていくことの方が向いているかなと思います。
そして、ポイントの2つ目は安定していないタイプ。上がり下がりがあるタイプといってもいいかもしれませんが、これも良い・悪いではないと思っています。いろいろなことが気になったり、自分自身のこだわりが強かったりすると、上がったり下がったりすることは普通だと思うんですよ。多くの人はそうだと思いますし、1つの特徴なので悪いことではありません。
そして3つ目。器用なタイプの逆なので、不器用なタイプ。何か1つをやると1つに集中してしまうということで悩んでいる人もいるかもしれませんが、私からするとそれは、とてもうらやましい能力です。
私は逆に何でも気になってしまいますし、いろいろなことをやりたくなってしまうので、1つのことを突き詰めるのは向かないかなと思っています。では、そんな自分をダメだと思っているかというと、まったくそのようなことはなく、自分が向いている仕事をして価値を生み出せば問題ないと思っています。
忘れるのが得意な人も向いている
そして最後に1つ、ポイントというか大事だなと思っていること。忘れるのが得意な人というのも、プロデューサーに向いているかなと思います。これは逆説的なのですが、ずっと考え続けてはいるけれども、良いことも悪いことも含め、それが終わった時に忘れることができるのは、とても大事だと思うんですよ。長く引きずらない。
私は本当に良いことも悪いことも含め、寝たら忘れるんですよ。なので次に進める、すぐ前を向けるというのは特徴だと思っています。
プロデューサーに向いている人のポイントは3つ。
人のことが好きであること
安定していること
器用なタイプであること
これらが、私の考えるプロデューサーに向いている人のポイントです。これを読んでみて、「私はそういうタイプだな」という人はいらっしゃいますか。もしそういうタイプだという人は、ぜひご連絡いただけたら嬉しいなと思っています。
Twitterでも呟いていますが、今の世の中にはプロデューサーというか、プロデュースする人の方が全体的に少ない印象を受けています。もしそういうタイプの人がいたら、一緒にいろいろなプロデュースなどができたらおもしろいのではないかなと思っていますので、コメント・DM・Twitterなど何でもいいので、ぜひご連絡いただけたら嬉しいです。
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川原卓巳とともに、「世界展開」「プロデュース」をテーマにクリエイティブな人とつながりをつくりながら、“通用する実践力”を身につけるコミュニティーです。→https://producers-salon.com/