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【17】「限界貧困でもできる遊び」ができる人は、心の豊かな人だと思う
たまたまnoteを眺めていて、こんなタイトルの記事が目に入りました。「限界貧困でもできる遊び、初級編」
お金のない筆者の遊び方が10個、このnoteには書いてあります。「金がないのは当たり前。金を使わずにいかに遊ぶかが真髄」とはなんとも心に刺さる言葉ですね。特に今僕は娯楽ゼロの島にいるのでおおっ、となりました。
このnoteに書いてあるのは、ほんとにお金のかからない、日常の中でもしかしたら僕たちが何気なくやっているかもしれないことを「遊び」と捉えて紹介しています。踊るだとか、ジャンプするだとか、人と話すだとか。新しくて、面白いなーと思って読んでいました。確かにこうやって「遊び」って言われて紹介されると、今までの何気ない行動がそういうふうにも捉えられるから不思議。
でも、なんとなく僕がこの島で思ったのは、人生における娯楽ってこうやって見つけていくものなんじゃないかなぁって。自分で自分の喜ばせ方を知って、楽しく人生を過ごすことが一つ生きるうえで大切だと思います。そしてそれは必ずしもお金のかかることではなくて、日常の一つ一つの捉え方一つ変えたり、捉え方の違う人に会ったりすることで知ることができます。
僕のnoteに度々出てきますが、この島にいたアメリカ人の友人がまさに僕にとってその人でした。
タンザニア育ちの彼は、野鳥や花の種類をたくさん知っていて、「これはいい匂いがするよ」「あの鳥の名前はああで...」みたいなことをたくさん教えてくれました。それまで僕にとってはただの背景だった鳥と花が、僕の「遊び」に変わった瞬間です。帰ったら野鳥撮影するためにニコンのコンデジ買おうとまで思い始めました。誰か買ってください。
こんな娯楽のない島でも、日常に目を向ければ「遊び」は山のように溢れかえっています。娯楽の有無はもしかしたらその人がどうやって日常を見ているのかによって決まるのかもしれません。どんな場所でも、楽しみは見いだせるものです。
最近はヒゲを剃ってさっぱりした自分の顔を見るのも僕にとっては「遊び」だし、バイタクに乗って風を感じるのも僕の「遊び」。夜外に出て星を見るのも、人の目気にせず大声で歌うのも、どれもこれもお金のかからない「遊び」です。これが真髄とはよく言ったものだなぁと思います。
ちょっとお金をかけて、良いカミソリ買ったり、カメラを買って野鳥撮ってみたり、歌が好きならギターでも買って練習して弾けるようになったら楽しいかも。そんなことを思って、Amazonでリスト作ってみました。
https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/11R25YFBWM7HG?ref_=wl_share
こうやって、日常をいかに「遊び」にたくさん変えていくことが人生を豊かにするということなのかもしれません。そんな人生を歩みたいものです。
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クラウドファンディングご協力のお願い
実は、近々クラウドファンディングを始める予定です!僕の住んでいる島は、HIV罹患率が非常に高いため、HIVテスト受診促進のためのプロジェクトと、学校に介入して性教育や、HIV/AIDSの授業を行うことで、若者のHIV感染を防ぐことを目的としています。詳細は下記のリンクから!もしよければ、SNSや周りの友人・家族にも共有していただけると嬉しいです。
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