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【36】僕が女性から学んだこと。

ケニアに来てからたくさんのことに気付かされた。それまで自分が固執していたものは粉々に砕け散ったし、今こうしてここに来る前の自分の行動を振り返ると至らなかったなぁ、未熟だったなぁと思うことがたくさんある。

中でも、僕は女性から学ばせてもらったことが本当に多い。ちなみにここで言う女性は、僕の友人を主に指す。

それに加えて、一般的な「男性と比較したときの女性の特徴」と、僕の友人たちを重ねてしまっているので、そういうふうに大枠で括られると嫌な思いをする人もいるかもしれないけど、そこはご容赦いただきたい。

コミュニケーションの頻度

まず僕が学んだことが一つ。女性は男性に比べてコミュニケーションを取るのが上手とか、共感しやすいとかよく言うけれどこれはそのとおりだと思う。そして、僕はこれが自分に必要な要素だとも思った。

島に一人でいると、娯楽になるものが本当に限られてくる。SNSはその数少ない娯楽の一つなのだけれど、僕に来るインスタやラインのメッセージは基本的に女性の友人からのことが多い。詳しく調べてないのでわからないけれど、体感的には8割くらいある気がする。

僕の大学の男女比がだいたい8:2なので、そうなるっちゃそうなるかもしれないけれど、それを差し引いたとしても女性はコミュニケーションをとるのがうまいなぁと思わされることが多い。

まず僕にはそんなに頻繁に友達と連絡を取り合おうと思ったことなんてなくて、用事ある時だけでいいやと思っていたけど、ここにずっと一人でいてその大切さを思い知った。友達から連絡が来ると単純に嬉しい。

インスタのストーリーでもなんでもいいけど、何か機会があればちょっとメッセージ送ったらきっと相手も嬉しい...と思う。そんなことを考えていたら頻繁にメッセージを送るようになった。

共感 

男の人がよく「女性の話は中身がない・感情論」みたいなことを言っているのを聞く。僕も結論までなかなか持っていかない話をするのは好きじゃなかったけど、別に脇道にそれたっていいじゃないと思うようになった。

このnote に弱音ばっかり書いていたからかもしれないけれど、自分の気持ちが相手にわかったと伝わったときは基本的に嬉しい。会話の中で相手が気持ちよくなるなら別に中身がなくたっていいじゃない。

それにひたすら話を膨らましていくのだって楽しくていいじゃない。いくら結論まで辿り着けなくても。みたいなことを最近は考える。

あと僕は話すより聞いてるほうが好きなことにも気づいた。なんでだろうな〜といろいろ考えたけど、これでnoteかけそうだからまた別で書こう。

メッセージを明るく

単純に考えて、メッセージが明るいか暗いかで言ったら明るいほうがいい。僕はこれまで絵文字とか!マークとか使うのはなんとなくエセっぽくて嫌だったけど、エセでも見栄えよくしたほうがメッセージもらった相手も話しやすいと思う。

僕の認識だけど、男性からくるメッセージは基本ドライというか、あまり無駄がない。絵文字使ってる男性とかあまり見たことない。女性は結構見るけど。

相手の顔が見えないテキストのやり取りだからこそ、なんとなく勢いというか、多少感情をつけたほうが会話も弾むのかなぁと思って面白いときは「w」だけじゃなくて「笑」も使うようになった。なんとなく「笑」のほうが柔らかいというか優しい感じしません?僕だけ?

まとめ

僕はもとが無愛想だし、そもそもなんでそんなキャピキャピするの...みたいな感じで女性のコミュニケーション見てたところがあったんですが、色々経験してみるとそれも大事だと気付かされますね。

正直無愛想なのは生まれ持ったものなので変わらないと思うけれど、少しでも会話を盛り上げようというか、膨らまそうというか、そういう意識?の部分で僕は女性の皆さんに遠く及ばないなぁとしみじみ感じております。

でもそういう気持ちでいるのって大事ですよね。「この人と話してると楽」とか「話しやすい」とかそんなふうに思われる人になりたいものです。

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熊谷拓己
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