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ニュルンベルクからプラハへ!
こちらは僕が2018/12/26-2019/02/04までヨーロッパをヒッチハイクで旅したときの記録です。本人はいまケニアでボランティアをしています。現在、クラウドファンディング公開中なので応援よろしくお願いします!詳細は一番下で!
ニュルンベルク滞在、わずか一日に終わりましたが目覚めたのはおそらく6時頃。軽く二日酔いでした。ひっさしぶりにあんなにお酒飲んだなぁ。
せっせこせっせこ準備を済ませ、朝ご飯を食べているとオーストリアから来た男性に話しかけられました。初老のおじさん。日本人でパリからイスタンブルまでヒッチハイクしてるよ!と伝えるとえっ?何言うとる?みたいな反応をされます。もう慣れたけどね。
あとからもう一人女性の方が来て、どうやらこの二人カップルのようです。手作りだというパンをもらいました。おいしい。オレンジももらいました。ありがとう。
日本人だというといろんなことを聞かれます。日本では引っ込み思案な男性はベジタリアンっていうんだろ?とか。ああそれ草食系男子ね。みたいなくだらないことから、フクシマは大丈夫なの?みたいな真面目なトピックまで。この二人には福島のことについて聞かれました。そんなに遠くの国まで知れ渡っているとは知らなかった。でも一大ニュースだもんね。そうだね。
日本のこの事件がきっかけで、各国では原子力発電規制の波が高まっているそうです。それも知らなかった。もう8年もたつのに。
とまぁ色々話してお別れ。ウィーンまで連れて行こうか!?とさらっと男性の方にすごいこと言われましたが、プラハに行きたかったので断念。ありがとう。
今日も歩くことから始まります。しかしこの日はいい感じのスポットが割と近場だったので、そんなに歩かずに済みました。しかし、問題は天候。雨と雪である。雫だらけの眼鏡をかけながら粘ること1時間くらいだろうか。一向に車は止まってくれない。さみぃ。場所が悪いのかな…変えようと思って
あきらめかけたその瞬間、一台の車が赤信号で止まっているうちに窓を開けて話しかけてくる。
「どこにいくの!?」「6号線に乗りたい!」「そっち(奥にある車止めるスペース)で待ってて!」
と話を聞いてくれるみたいだった。車が止まったので急いでダッシュで向かう。
止まってくれたのは若めのカップル。相談に乗ってくれる。優しい。家に帰る途中だったとのことで、僕の行きたい道には行かないらしい。ここまでか…
しかし、ここで終わらないのがこのカップル。なんと家まで車で2分という距離にも関わらず、僕を6号線のガソスタまで連れて行ってくれた。しかも朝ご飯あげる!とパンをくれた。なんという優しさ、、、しかも彼氏の方は明日テストらしい。帰ったら勉強しなきゃと言っていた。そっち優先してくれていいのに、、、
そしてガソスタにつきます。思ったよりも車が少ない。まぁなんとなるか!ありがとう!と別れを告げようと思っていたのですが、ここでも終わらないのがこのカップル。ガソスタの人の少なさに心配してくれて、プラハに行く人がいないか聞きこんでくれました。いやそれ俺の仕事。。。しかもコーヒーまで奢ってくれた。
しかしそのガソスタには誰もおらず、自分でやるからいいよ!と言っても、心配だからと言って一緒に探してくれます。ここまで連れてきたのは私たちだから。とすさまじい責任感を感じてしまったようで、、、フランスの時間違った方向のガソスタに連れていかれて、高速の脇を徒歩で歩いた僕にとってはなんのこっちゃないのですがとにかく探してくれます。優しすぎるやろ、、、
10分ほど経ったでしょうか。You are so lucky!と声をかけられます。なんとプラハまで直接いく人を見つけてくれちゃいました!
今日のヒッチ、終了
二日連続続けて運がいい。ま、まぁたまにはこういうときもある。
二人に別れを告げてプラハへと向かいます。ありがとう。本当にありがとう。こんなに優しい人。めったにいないよ。そしてなんとこの二人、今年日本に来るとのこと絶対に案内します。リムジン貸してくれる人は連絡ください。
ありがとう 優しすぎるカップル いつまでもお幸せに
そして次の車へ。これまたカップルの車。明日が彼女の誕生日らしく、お祝いするためにプラハに行くそうです。素敵。
ヨーロッパは陸続きのため、誕生日をお祝いするために隣の国に行くなんてこともできちゃう。僕は未だに国境を車で横切るとき謎にワクワクします。パスポートも何も見せないけどね。
大分長距離の移動となり、おそらく2時間半~3時間ほどの移動だったかな。
プラハにつきました。
見ていただければわかると思うのですが、プラハめっちゃ綺麗。というか町全体が観光地ですもはや。二日間見て回りましたが、回り切れませんでした。個人的にベルンと並ぶ素晴らしさです。晴れてればなぁ~~。物価もさほど高くないのでお勧めです。
さて、プラハについて、というか新しい場所について、初めにすることはまずWiFiを探すこと。やっていることは電波少年だが、基本的に僕は電波難民である。皮肉。
今日はTrustrootsというアプリで、泊めてくれる方を見つけていたのでその方に家に向かう。しかしこのTrustroots 電波がないと開けすらしない。Googlemapを見習え
というわけでそのホストの家の近くきたはいいものの、どの建物でどのインターホンを押せばいいのかわからない。うなっていると、一つバーを発見 その名もSkoda Bar
みなさんSkodaをご存知ですか?フォルクスワーゲン傘下の車のメーカーです。日本ではめったに見かけませんが、トルコだと割と走っています。これどこの国が作っているのかずっと謎だったんですが、なんとチェコでした
チェコは1900年代初頭、世界をけん引する自動車・バイク工業国だったらしいのですが共産化してから成長が衰え今ではSkodaは限られた地域でしか走っていません。なんとなく泊まらせていただいたお家も団地っぽく、共産主義感の漂う建物でした。
これは泊ったお家ではないけれど
チェコのアパートはだいたいこんな感じ
こういった同じアパートが何軒も連なっています
それはそれとして、そのバーの入りWiFiを聞くと一人のおじさんが話しかけてきた。英語中国語チェコ語を操る。中国語を話せる人は珍しい。気づいたらビールをご馳走になっていた。ありがとう。この人には日本人は飲みに誘われたら絶対行かなきゃいけないんだろう?と聞かれる。うーん人によるけどな、、、
僕は働いたことがないので難しいけれど、多分一般的にそうだね。うん、でも若い人は違うよ。変わってきてるよ。みたいな感じで答える。彼にとっては僕が日本代表なので、結構責任感を感じる。他の方々も然りである。
ビールごちそうさまでした ばいばい!
何はともあれWiFiはゲットしたので、ホスト連絡を取り、無事会うことができた。シングルマザーのフリーランスママ。カタカナ多すぎてわけわかりません。
次回はプラハにターゲットを絞っていきたいと思います!読んでくれてありがとうございました!
現在地:ベルリン
次の目的地:ポーランド クラコウ
進んだ距離:2155㎞
クラウドファンディングご協力のお願い
僕の住んでいる島は、HIV罹患率が非常に高いため、HIVテスト受診促進のためのプロジェクトと、学校に介入して性教育や、HIV/AIDSの授業を行うことで、若者のHIV感染を防ぐことを目的としています。詳細は下記のリンクから!もしプロジェクトに共感していただければ、1500円からサポートできますのでよろしくお願いします!
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![熊谷拓己](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32777826/profile_92c079dd9e81821339550f6762ecdd96.jpg?width=600&crop=1:1,smart)