僕らは次のインターネットを信じ続けられるか 2018

次のインターネットと言っているのは、何を隠そう、私たちが現在の充実した生活を送るうえで欠かすことのできない根底技術の次世代モデルのことだ。

何度も語られてきたことなので、詳細は書かないが、シンプルに言うと、インターネットが出現した当時にその将来性を確信したものだけが大きなチャンスを手にすることが出来たという歴史が、今多くのビジネスパーソンの脳裏にフラッシュバックしているに違いない。

そしてそのパラダイムシフトの主役は、ビッグデータでもAIでもなく、ブロックチェーンであることは、疑いの余地はないだろう。

ビッグデータやAI,IoTといったビッグワードが出現したとき、

私たちはその次世代性に踊り、議論し、沸いた。

しかしそれらは全時代のインターネット技術に端を発する情報革命の上でのパラダイムシフトであり、根底を覆すようなものではない。

つまり進化であっても、革命ではなかった。


次にくる革命的なパラダイムシフトは、Decentralization (非中央集権化)であり、それを実現させるテクノロジーとしてのブロックチェーン。

現在、新たな取り組みを始めている企業も沢山ある。私自身も、いくつかの企業には株投資を開始している。しかし、本当にそんな時代がくるのか、それは市場として大きくなっていくのか、どこが成功企業になるのか等、悩みがつきない。株に対しても握力を持てない状態が続いている。

それでも信じ続けられるかどうか、新しい時代の夜明け前だからこそ、こうして悩みながら未来を想像しつづける楽しき苦悩を堪能出来るのだ。

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