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ストックフォト:マーケットリサーチガイド

AIの登場で、私たちストックフォトクリエイターの働き方が大きく変わってきています。
数時間かかっていた撮影や編集が数分で完了できるようになり、その分「何を作るべきか」を考える時間が増えました。

この変化は、実は大きなチャンスかもしれません。

このガイドでは、私自身が活用している効果的なマーケットリサーチの方法や情報源を共有したいと思います。

AIで効率化された時間を、より良い企画作りに活かしていけたらと思います。


1. ストックサイトのブリーフやトレンドを参考にする

Adobe Stock

  • Contributor Brief(コントリビューターブリーフ): 今後需要が高まると予想されるコンテンツのテーマやスタイルを紹介しています。

Shutterstock

  • Shot List(ショットリスト): 現在求められているコンテンツのアイデアやガイドラインを提供しています。

Getty Images

  • Creative Insights(クリエイティブインサイト): 最新のビジュアルトレンドや需要のあるテーマを分析しています。

depositphotos


2. 検索エンジンやSNSでトレンドを探す

Google トレンド

  • キーワードの検索ボリュームや地域別の人気度を確認できます。

Twitter トレンド

  • リアルタイムで話題になっているトピックを把握できます。

Pinterest トレンド

  • ビジュアルコンテンツのトレンドを確認できます。



3. ストックサイトでの売れ筋を調べる

人気のカテゴリやキーワードを確認

  • 各ストックサイトでダウンロード数が多い画像や人気の検索キーワードを調査します。

ベストセラーを分析

  • トップクリエイターのポートフォリオを見て、どのようなコンテンツが売れているかを把握します。

VECTEEZY

  • クリエイター登録で検索傾向データにアクセス可能

  • 他のストックサイトにはない検索結果の公開

  • https://www.vecteezy.com/

PIXTAのデータ活用

  • 日本市場特化の需要供給バランス分析

  • クリエイター登録で利用可能な詳細データ

  • 検索数が多いのにコンテンツが少ないニッチを発見可能


4. 需要と供給のギャップを見つける

キーワードプランナー(Google 広告)

  • 検索ボリュームに対して競合が少ないキーワードを見つけます。


5. 業界情報の活用

  • デザイン関連ブログ

  • ニュースサイト

  • 業界動向レポート6. 季節やイベントに合わせたコンテンツを企画

6. 季節・イベント連動企画

  • 年間カレンダーベースの計画

  • オリンピック、ワールドカップなどの大型イベント

  • 祝日、季節行事

7. ニッチ市場研究

  • 専門誌の定期購読

  • 業界紙のチェック

  • 特定分野のビジュアルニーズ調査


まとめ

AIによって制作の時間が大幅に短縮され、その分マーケットリサーチにより多くの時間を使えるようになりました。これは私たち制作者にとって、新しいチャンスだと感じています。

ここで紹介した情報源を組み合わせながら、自分なりの市場ニーズの見つけ方を確立していきましょう。私も皆さんと一緒に、この新しい時代のストックフォト制作を楽しみながら探求していきたいと思います。


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