007 / No Time To Die を見て
007大好きな身として早速No Time To Die 見てきました．
以下感想と，将来買いたいと思っている，タキシードについて．
今回実際にDaniel Craig が着用していた，タキシードを見る機会があったので，将来の自分のための備忘にしようと思う．
Daniel Craig がなぜ好きなのか考察
僕はなぜ，Daniel Craig版 007 がこんなにも好きなのかと，ふと思ったので考察をしようと思う．
極論，かっこいいからで終わってしまうが，それではつまらないので，もう少し，深掘りをしようと思う．
Daniel Craig はボンド役が決まった当初，大ブーイングを受けていたらしい．（撤回署名活動があったとか）
でも，彼はその中で素晴らしい成績を叩き出した．
興行収入を見れば明らかだ．歴代の007シリーズをランキングにすると，
1位 Skyfall (Daniel Craig)
2位 Specter (Daniel Craig)
3位 Casino Royale (Daniel Craig)
4位 Quantum of Solace (Daniel Craig)
5位 Die Another Day (Pierce Brendan Brosnan)
Daniel Craig は過去4作品 (執筆当時公開中のNo Time To Die を除き)全て上位にランクインしている．これは誰もが認めざるを得ない功績なのではないだろうか．
実は，自分にも似たような経験がたくさんある．
詳しくはあまり書かないが，周りの人に非難されたり，できっこないと言われたようなことでも，やってみなければわからないと，果敢に挑戦した．
言われた通りになってしまったこともあるが，周りの予想を良い意味で裏切ったこともたくさんある．
このような過去自分の経験と似ている部分もあり，余計に入れ込んでいる作品なのではないかと自分では考えている．
---ここから下はネタバレ要素があります．予めご了承ください---
感想（良かった点）
やはり，今回のDaniel Craig も期待を裏切らないかっこよさでした．
そして，NEW ボンドガールのパロマ役を演じる Ana de Armas が本当に綺麗でした．（以下，画像参照ください）
そして，彼女と2人でのアクションシーンもこれぞ007といった感じでした．
うちの奥さんはパロマの美貌に心打たれたのか，帰ってきたら，真似した化粧をしていましたw
そして，こちらも敬愛する Q
いや本当にかっこよかったですね．
彼の自宅シーンが今回はあったので，PCデスク周り少し真似してみようと思いますw
そして，監督が日経アメリカ人のCary Joji Fukunagaさんだった＆オリンピックの年に公開予定だったということもあるのか，日本を意識させる描写が非常に多かった点だ．
だからなんだと言われては何も言えないが，日本人として嬉しいことである．
日本領土の島がサフィン（敵）の基地になっていたり，基地自体も畳や日本庭園などが出てきていた．
感想（残念だった点）
正直なところ，歴代Daniel Craig版007 作品の中で最も満足感の低い作品でした．
Specter や Skyfall が凄すぎたのかもしれませんが，残念な印象が強いです．
理由は以下の通りです．
まず，サフィンの目的が不明確だった点．
マドレーヌの父がサフィンの家族を殺したということで，マドレーヌに対し，恨みを持っているのは分かるのですが，ボンドに何か関係あるの？という点．憎い人の彼氏だったから？
マドレーヌを幼少期に助けてあげたにもかかわらず，なぜ今更になって，復讐を仕掛けてきたのだろうか？という点
最終決戦のサフィン VS ボンド のシーンがあまりにもあっさり終わってしまった点．敵役がみんなめっちゃ弱い．先ほど記述した，パロマとの戦闘シーン方が面白かった．
そして，僕の大好きなAstonMartin DBS での走行シーンがあまりにも少なかった点．
↑ マジでこのシーンしか登場しない！
クラシック AstonMartin にも良いところはもちろんあるのだが，現行の DBS での走行シーンが本当に一瞬しかなかった．しかもDaniel Craig の運転ではない．ここも非常に残念だった点である．
次に，Daniel Craig を無駄に殺していないか？という点
最後，サフィンのウィルス兵器基地を破壊するために，英国軍が撃ったミサイルから逃げきれず，死んでしまうのだが，卒業作品にするために，無理矢理殺してしまった感が否めない．
マドレーヌと仲良く引退生活楽しめばよかったのにと思ってしまう．
次に，007（Daniel Craig が引退していた間）がノーミ (Lashana Rasheda Lynch) である必要性があったのかという点．女性や黒人を差別する気はさらさらないが，ちょっとキャスティングどうなのかな？と思ってしまった．
リトル・マーメイドの実写主役の子が黒人だったり，最近のフェミニズム，男女同権主義を意識しすぎているのではないかと感じた．（あくまで個人的な意見です）
最後に，Qの秘密ガジェットが時計しかなかった点．
僕自身，ガジェットが大好きなので，Qの秘密ガジェットがどんなものが出てくるかは個人的に楽しみなポイントだが，今回は，オメガの時計しか出てこなかった（オメガがスポンサーだから．．？）
Specter の時のように 特殊装置を積んだ DBS がみたかったものだ．
Daniel Craig 仕様のタキシード備忘
キューバでのパロマとのアクションシーンに着用されていたものかと思いますが，実際展示してあった写真も交えて，メモっていきたいと思います．
まずは，全体写真（反射で僕が少し，写ってる．．．スイマセン）
次に，お袖
5つのクルミボタンですね！
左手は一つボタンを取っていたので，本切羽になっていると思います．Tom Ford なのに本切羽じゃないわけないですよねw
次にバックサイド
（こちらの写真も女性が入り込んでますね．スイマセン！黒なので，良く写ってしまう．．．）
こちらは，タキシードしては珍しく，センターベントですね．
激しい動きをするエージェント仕様なのですかね！
次はフロント
ワイシャツについては，ずっと TOM FORD だと思っていたのですが，違うようですね．
ターンブル ＆ アッサーというところのシャツを着用しているそうです．
以下，参考URL
https://vulcanize.jp/media/topics/007-no-time-to-die-featured/#bondwear
また，ポケットチーフもTOM FORDではなく，ターンブル＆アッサーのものだそうです．
そして，フロントのボタン部分
こちらはクルミの1つボタンです．
こちらは普通のタキシードと同様の仕様ではないでしょうか．
最後にポケット部分
こちらはラップなしの水平ポケットで，1つだけのようです．
これも通常のタキシードと同様の仕様ですね！
長々とすいませんでした．
少しでも誰かのお役に立てれば，幸いです．
残念な点も挙げましたが，Daniel Craig 卒業作です！
ぜひ映画館でご覧ください！！
