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余白をデザインする。


こんばんは。
11月になりましたね。

とうとう会社を辞めて、1年が経ちました。

11月現在。
今日は撮影が2件。

同時に、愛するブックカフェ
BOOK LAB TOKYOさんにて、
クラウドファンディングにて募ったアーティストによる
『余白』を開催しています。

矢野の写真は初だし、「ジンバブエ」です。
そう、アフリカも余白だらけ。

その前日であるハロウィンこと、10月31日。

僕の主催する、next creators talk にてヨハクデザイン武田さんをお呼びし、旅しながら働くこと、そして余白をデザインするってどんなことなんだろうねとお話してきました。


|余白がもたらすもの。

僕らクリエイターは、中にあるものを引き出すのはもちろん、外にあるものを取り込んで、咀嚼して、自分たちの解釈でアウトプットしていく生き物です。


それは、文章かもしれないし、音楽かもしれないし、写真かもしれない。

武田さんの面白いところは、
デザインから全く関係のないようにみえる、スナック店長や農家作業をするところ。
そこには全くのマネタイズを考えない、というコツがあります。

一見、ものすごく費用対効果わるいんやないと思うところですが、これは先程のクリエイターの性質にかなりマッチしたりします。

まじで気持ち悪いこというと、自然って最大のクリエイティブです。
太陽光を浴びるために、葉っぱはデザインされているし、柑橘類は、一つ一つが生き残るために、その実に養分を集中させようとします。結果親となる木が死んでしまわないよう、農家さまは切り取るんだとか。

こうしたストーリーは自分の中からはなかなか生み出すことができない。
だからこそ、人生に余白を敷いて、こういった活動をすることが人生を豊かにするのです。

マネタイズを考えない、には、大きなポイントがあります。
ずばり、ちゃんとした収入源を確保していること。

ヨハクデザイン様の場合は、
デザインで収入を得ること。

この状況になるためには、
・会社員の人は、会社での収入
・会社に所属しており、これからフリーランスで生きていきたい人は、会社で行っていることで圧倒的に結果を出し、一人でも収入にできること。
・何かのスキルを持つ人はそれ。

僕の場合、生活できるだけの収入はカメラで確保し、このnext creator's talkは収入度外視でやっております。いまのところ赤字です。
(※結構やばいので、来てください…。。)

カメラだけでやっていることだけでは考えられないアイデアや、お客様との会話で生まれるものがあります。


|旅するように暮らす

日本全体を旅しながら暮らすという、ライフスタイルのヨハクデザイン・武田さん。

旅するためには。
収入という点で考えると、
・東京の仕事を持ったまま、旅をする
・旅先で仕事をつくる。

後者がどうしても理想で、難しいですが、これも先程のマネタイズを考えない状況が重要になってきます。

旅先に何度もいって、その場のコミュニティと、コミュニティに所属する人との信用関係をつくる。

すると、自ずと、仕事が発生するかもしれない。
仕事ではなくても、ものやスキルの交換、体験の交換が生まれてきて、人生総じて豊かになっていく。

|ヨハクを持つ人生。

いま話題になっている余白。


余白をもつ意味は、こういったことなのかもしれません。

・クリエイティブなことへのアイデアの刺激。

・人生全体への豊かさが入り込むスキをつくる。


BOOK LAB TOKYOでは、作品展「余白」を行っています。

コーヒーと本を通じてこの場所に来ていただいて、写真をみるでもなく、絵を見るわけでもなく、そこに集まった人達で余白を埋め、新しい何かが生まれることが楽しみです。














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takumi YANO
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