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効率化ネイティブ世代になったら体験を買うという考えはどこに進むのだろう。


最近ハマっていることはコーヒーをドリップで淹れること。そしてフィルムで写真を撮ること。


東京にいるときはネスレのネスプレッソでボタンを押すだけで、味は均一。もちろん種類で異なるのだけれども。

仕事で写真を撮るときは、オートフォーカスばっちりのデジタル一眼レフ。スマホで撮るとピントは後から変えることができる。

どちらも写真だしどちらもコーヒー。

機械が強いか人間がやるかただそれだけの違い。


京都で淹れるドリップコーヒーは同じ豆でも豆の挽き方、淹れ方で全く味が変わる。

フィルムカメラは、同じ画角でもピントを合わせるのに必死でたまに合わないことだってもちろんある。

今の時代こそそれでいい、それがいい。

とされるかもしれない。

けれどこれって、人がやったらこうなるって知っているから、だと思う。

最初から機械が作るものを触れていたら、なんでそんな非効率なことをするの?とそろそろそんなネイティブ世代は聞いてくるのだろうか。



コーヒーなんてまさにそうで、人がやるから味が変わる。それが楽しくて、きっとバリスタ見習いになったりするのだけれども、それさえやらなくなる時代はくるのかな。

僕らはどこへいくのだろう。

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takumi YANO
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