東洋医学「未病とは」
心身に不調を抱え、病気ではないが健康と言い切れない状態
それこそ「未病」の状態と言える。
未病の概念
未病とは、健康と病気を「二元的」に分ける西洋医学の考え方でなく
心身の状態は健康と病気の間は連続的に変化する「一元的」に考える東洋医学の特徴的な考え方である。
健康と病気の状態を二律背反ととらえる(病気でなければ健康、健康でなければ病気)のではなく、
健康の程度には高い状態から低い状態まであり、それが低下すると病気の状態に至るという連続的な見方をするものである。
未病の例には、「疲れやすい」「だるい」「冷える」などがある。
予防と治未病の違い
予防とは、具体的な疾患の発症を防ぐこと
治未病とは、特定の病気を予防するのではなく、心身全体をより健康な状態に近づけること。