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東洋医学【精気血津液ってなに?】
前回は、東洋医学における人体の仕組みとは何かを大別しました。
その中でも今回は、生命活動に関わる基礎的な物質である、
精・気・血・津液をまとめてみました。
生理物質の特徴
精の生理
人体の構成や生命活動を維持する最も基本的な物質である。
組織・器官を滋養する働き
気・血を化生(変化・生成)し、神を維持する働き など
気の生理
生命活動の原動力である。
全身の組織・器官をめぐり、身体中を満ちており人体を構成する働き
精微物質(極めて細かい物質)
気は絶え間なく運動をする→気機(昇る・降りる・出る・入る)
血の整理
豊富な栄養分を有している
血脈中を流れる赤色の液体
津液の整理
体内における水液
脈外をめぐり全身に分布
気や血とともに人体を構成し生命を維持する
一部の津液は脈中にて血を構成する
まとめ
簡単ではあったが、生理物質の特徴をまとまてみた。
生理物質がお互いに協力し合いながら人体は成り立っているので
何か一つ欠けたりすると病気になったりする。
次回以降は、よりそれぞれを深掘りしていきます!!