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2024年の振り返り
はじめに
今年は生活スタイルが変化する年でした。あらためてプライベートと仕事について振り返り、来年に向けた目標を立てたいと思います。
プライベートな振り返り
今年のメイントピックは第一子が誕生したことです。
命を懸けて出産に臨んだ妻を誇りに思いますし、心から感謝しています。
第一子誕生に伴い3月から8月末までの半年間育児休業を取得しました。
子育てに集中出来た時間はとても貴重で尊かったです。
夜間対応の集中度がどんどん増していき、一番研ぎ澄まされていた時は、部屋に飾ってある植物の葉っぱが落ちた音で目が覚めたこともありました。
毎日驚くほどの速度で成長する我が子を見て、
どこか負けたくないという気持ちが強くなりました。
この気持ちもあり、育児休業期間の終わりが見えてきても、
よし!やってやるぞ!という気持ちが強かったのを覚えています。
仕事の振り返り
育児休業があったため、仕事をしていた期間は、1~2月、9~12月の半年間。
前半は、引き継ぎ対応がメインであっという間に終わりました。
育児休業からの復帰後に意識したことは、次の点です。
アウトカム志向を忘れないようにすること
不足している知識を身につける取り組みを続けること
家庭とのバランスを崩さないこと
1. アウトカム志向を忘れないようにすること
私は、プロダクトマネージャーを志すプロダクトディレクターです。ところが、所属する企業では、アウトプット志向な開発チームは少なくないです。そんな中で、プロダクト開発を進めていく中で、アウトカム志向であろうとすることを忘れないように意識しました。
しかし、アウトプット志向な開発チームに、途中から入ってきた人間がアウトカム志向の考え方を持ってきたことで、一度大きなハレーションが発生しました。このことは結果的には必要だったと思っているのですが、個人的な反省としては、もっと上手いやり方があったのではないかと思っています。
例えば、急激な変化を求めすぎたことで、チームメンバーに一気にストレスがかかってしまった点や、チームメンバーの人となりを知ろうとする時間が少なかったという点です。
以前の私であれば、衝突自体を悪だと捉えて、心理的安全性が低い状態であっても自分自身がなんとか調整すれば良いという考え方になりがちだったため、良くも悪くも開き直って素直に意見をぶつけようと思えるようになった点についてはポジティブな変化と捉えたいです。
2. 不足している知識を身につける取り組みを続けること
メンタル的には、とても良い状態で育児休業から復帰したものの、それだけではいけません。日頃の業務を遂行する中でのスピード、考えの深さ、決断力を支える知識が欠けており、そこを埋める必要があります。
そのため、毎朝インプットの時間を設けることにしました。最初は下記4つのテーマについてとりあえず30分枠を設けてレベル上げをするという漠然とした取り組みをしていました。
プロダクトマネジメント
データ分析
マーケティング
数値周り(IRや財務諸表など)
トピックが4つもあると、今日はプロダクトマネジメント、明日はデータ分析、などというようにトピックが分散してしまい、なかなか知識が身につくイメージが持てなかったため、途中からはポッドキャストを聴こうと思いました。
ポッドキャストを選んだ理由は、書籍を用いたインプットに対して苦手意識を持っていたからです。3行読んだら眠くなってしまう、最後までなんとか読み終わったが、エッセンスを吸収しきれない、といった課題があったため、別のアプローチを検討してみた結果、ポッドキャストに辿り着きました。
ポッドキャストでの取り組みについては、別記事にまとめてますのでそちらを参照ください。
それからは毎営業日に必ずインプットを行うようになり、少しずつプロダクトマネジメントに関する知識がついてきたり、業務上で誰かと会話する中で、このトピックはあのポッドキャストで解説してたのが参考になったぞ!という内容が結びつくようになりました。まだまだ実践していくレベルまでは到達していないですが、インプットの取り組みについては一定の効果はありました。
3. 家庭とのバランスを崩さないこと
育児休業から復帰して一番難しいと感じたのは、家庭と仕事とのバランスです。これまでは、仕事の時間が終われば、後は自分にとっての自由な時間でしたが、今や仕事の時間が終わったら、ようやく本番が開始します。子供の離乳食、お風呂、寝かしつけがあり、そのまま疲れて一緒に眠ってしまうことが多かったです。趣味の時間として、ゲームをしたり、サブスクで映画を見ることも、録画したテレビ番組を見る時間も取れずに、いつの間にか優先順位が下がっていきました。
自分の可処分時間が一気に減ったことで、本当に時間を使うべき行動は何か?を強く意識するようになりました。そのことで自分自身の余白時間がなさすぎて、参ってしまいそうになることもありましたが、そうなる前に妻に相談して、オフの時間を設けたり、土日のどちらかは必ず妻のオフの時間を設けるようにしました。
これから先も子育てをしながら仕事をしていくことになるため、模索しながらではありますが、現時点での最適解を探すことは難しさも感じながら面白い部分ではありました。
来年に向けて
来年の目標を3つ掲げたいと思います。
狂ったように極端にインプット・アウトプットを続ける
ポジティブな出来事を周りに伝搬させていき集団として強くなる
心・技・体のバランスを整える
1. 狂ったように極端にインプット・アウトプットを続ける
今年はポッドキャストを用いたインプット・アウトプットを続けることが出来ました。2025年は、ポッドキャストだけでなく、書籍を用いたインプット・アウトプット、英語で書かれた記事や動画を用いたインプット・アウトプットを狂ったように極端に続けたいと思います。
狂ったように極端にという意味は、普通はこれくらいでとどめるよね?のラインをどんどん超えていきたいという気持ちを込めてそう書きました。
アラフォーで何者でもない自分が、飛躍するためには普通の取り組みをしていては足りないため、周りが引いちゃうくらい狂ったように極端に取り組んでいきたいと思います。
書籍は月10冊、年間120冊を目標にする
ポッドキャストは月20放送分、年間240放送分を目標にする
英語で書かれた記事は月20記事、年間240記事を目標にする
登壇チャレンジ!挙手制の勉強会に3回。社内勉強会は5回。
pmconf2025のプロポーザルに出す!採択されなくてもどこかで発表。
2. ポジティブな出来事を周りに伝搬させていき集団として強くなる
2024年に感じたことは、アウトプットや配信をしている方はとても尊いということでした。自身の学びを促進するだけでなく、他者に対して学びの機会を提供している姿勢に、私自身も勇気づけられたし、感謝の気持ちを伝えたいと思いました。
そこで、自分自身の学びに繋がったことは、どんどん周りに伝搬させていき、他者に対しても成長のきっかけや、勇気を与えられるようになりたいと思います。そのためには、自分自身が狂ったように極端にインプット・アウトプットを実践しつつ、業務上でも成果を出していることが最低条件だと思いますので、個人の結果を出しつつ、周りに影響を与えられるようになりたいです。
3. 心・技・体のバランスを整える
これは個人的な持論なのですが、心・技・体のバランスはとても重要です。どれか一つでも欠けていると、何かしらの歪みが出てきて調子が上がらないです。今年は、特に体の部分に課題がありました。なので、体を動かすことやストレッチなどを忘れないようにしたいと思います。
趣味のフットサルを中心に、ランニングや筋トレなど、数値目標を設定して取り組んでいきたいと思います。
ランニング月間30km走破
ストレッチ5分(腰痛対策)を10日継続することを10回達成する
筋トレ5分(チューブトレーニング)を10日継続することを10回達成する
まとめ
2024年は、私にとって公私ともに充実していた1年だったと言えます。2025年も今年以上に充実させたいし、大晦日にはやり切った!って思いながら、来年の振り返りをしたいと思います。
大きな目標を立てると、その大きな壁に対して足がすくんだりすることもあると思います。しかし、自分自身がコントロールできる範囲は、今日1日の行動だけなので、一歩ずつ出来なかったことを出来るようにチャレンジすることが大切です。少しだけ無理をしながら、それを継続して大きな目標をいつの間にか達成していたという状態を目指しましょう。