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【PHONE APPLI Android チームの新たな挑戦】 Jetpack Compose 勉強会
こんにちは!株式会社 PHONE APPLI Android アプリチームのタクミです。
今回は、私たち Android アプリチームで行っている Jetpack Compose 勉強会についてご紹介します。
現在、私たちのチームでは、この新しい UI ツールキットを活用するために準備を進めており、その一環として勉強会を定期的に開催しています。
勉強会の背景
現在、私たちのチームではアプリ開発において XML を使用してアプリ画面の作成しております。
しかし、今の XML を使った方法では画面を作るコードと動作を決定するコードが違う言語で書かれているため、スイッチングコストがかかってしまっています。
それに加えて、 画面生成コードと動作を記述するコードを結びつけるために Data Binding を使用する必要があり、それによってアプリを開発する時に動作確認まで時間がかかっているという問題もあります。
そこで、Google が提供する新しい UI ツールキットである Jetpack Compose を取り入れることで、より効率的でモダンな UI 開発が可能になると考えています。
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そのために、将来的に Jetpack Compose へ置き換えるための準備として、チーム全員でこの技術を学ぶ勉強会を開催しています。
勉強会の目的
勉強会の目的は、Jetpack Compose の基本的な使い方から応用的なテクニックまでを継続的に学び、実際のアプリ開発に活かすことです。
個人でも Jetpack Compose は Android Codelab などを使って学習することはできますが、たった一人で学習を続けることはかなり難しいことです。
そこで、みんなで同じ時間に集まって行うことでギブアップすることを防ぎつつ、チーム全体のスキルアップを目指しています。
勉強会の様子
Jetpack Compose は比較的新しいツールであり、商業誌がまだ少ないため、私たちのチームでは技術同人誌や Android Codelab も活用しています。
この勉強会では、昨年ジョインした Jetpack Compose に詳しいメンバーがファシリテータとなり、他のメンバーはファシリテータの解説に耳を傾けながら学習を行っています。
ハンズオンセッション
勉強会では毎回、メンバーが実際にプロジェクトを作成し、Android Studioを使ったハンズオンセッションを行います。
ハンズオンセッションを行うことで、ただテキストを読むだけよりも圧倒的に知識が身につけられます。
この前の勉強会では、Android Codelab の「Jetpack Compose への移行」の章をチームメンバーみんなで実際に手を動かしながら学習しました。
この章では、果実の説明文が載っている箇所を XML の記述から Jetpack Compose の記述に置き換える作業をします。
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今の開発で使用しているツールとの違いに戸惑いながらも、参加したメンバー全員が最後まで取り組むことができました。
画面もロジックも全て Kotlin で記述されているためコーディング時のスイッチングコストを下げつつ、すっきりしたコードに置き換えることができます。
置き換え作業の準備
現在、業務でも Jetpack Compose を取り入れるための準備を進めています。
既存の XML レイアウトを Jetpack Compose に置き換える作業を担当できるよう、私自身も自分で簡単なアプリを Jetpack Compose を使って作成して復習するようにしています。
より効率的なアプリ開発ができ、より使い心地が良く便利なアプリを皆様にお届けできるよう、チーム一丸となって邁進していきます。
まとめ
Jetpack Compose 勉強会は、チーム全体の技術力向上と新しい技術への理解を深めるための重要な取り組みです。
これからも勉強会を通じて、新しい技術を積極的に学び、実際の業務に活かしていきたいと考えています。
今後もさらなるスキルアップを目指し、チーム一丸となって頑張っていきます。
私たちの取り組みが、皆さんの就職活動・転職活動の参考になれば幸いです。