異業種からIT企業への転職(世の中考察)
ITには無縁の環境で働いている20代後半以降で、IT業界にはいきたいけどプログラミング教室を通って技術をつけるのは無理だと思い、変わることを諦めかけている全ての方々へ
みんな技術屋さん(プログラマ)になりたいのでしょうか。
このご時世で、仕事のやり方が変わっていったのは間違いありません。
在宅勤務、手に職、今後のトレンドetc...
色々あると思うのですが、これってあくまで手段なのではないでしょうか。
その手段から、プログラミング教室が流行ったのだと思います。
しかし、プログラマーだけがIT企業、フリーランスで活躍しているのでしょうか。
一歩引いたところからIT企業を見てみるともしかしたら違う道があるかもしれません。
今回の記事では以下のように提案させてください。
1.IT業界の働き手不足
大前提ですが、どの業界も人手不足にあります。
IT企業ももれなくその人手不足に陥っているのです。
引用:IT人材白書2020/独立行政法人情報処理推進機構社会基盤センター
上記の様にIT人材の需要と供給に明らかにギャップがあることがわかります。
需要の伸びに対して中位シナリオ(2〜5%)としていたとしても約45万人の不足が想定されている状況にあります。
その中で実際に開発者として手を動かすプログラマー、システムエンジニアが圧倒的に不足している状況です。
しかし、IT企業もシステムというものを作る製造業であることからそれ以外の部門も存在しているのです。
2.具体的にどのポジションが足りていないのか
では具体的にどのようなポジションが足りていないのか、全体的に不足している中で傾向としてプロダクトマネージャというリーダー層のポジションが不足しています。
引用:IPA「IT人材白書」の経年凡例に準じて表記
プロダクトマネージャとは、ロードマップの作成、プロジェクトや投資を行う際の戦略上・財務上等の情報・分析を提供するビジネスケースの作成といった上流工程の作業から成果物の管理や販売戦略を立てるためのマーケティングといった下流工程の責任者といった立ち位置にあたります。
この様な人材は多くのスキルを持っている人材は少なく、かつIT企業自体に戦略のマーケティングや営業部隊を持っているとは限りません。
ここを狙っていくのです。
3.軸ずらし転職からマネージャ層、営業、マーケティング職を目指せ!
ここで伝えたい一番のことは、今の自分に持っている経験や強みを活かしてIT業界に軸ずらしから挑戦してほしいと思ったからです。
自分が必ず先進的な技術や絶対的な技術を持っていなくても良いのです。
この様に、IT企業ももれなく、他の業界と同様に営業部隊もあれば、マーケティング部隊が存在して活動しているのです。
また、ここには記載しませんでしたが、顧客課題への理解を持っている人材が少ないことから、これからIT導入が期待されている介護業界出社者についてはマネジメントスキルなどのセットでIT業界へ軸ずらしができるかもしれません。
確かに開発者が主役である中で、その影で支えるようなポジションかもしれませんが、IT業界で営業やマーケティングポジションでも活躍次第で年収アップや働き方改善ができるかもしれません。
今と変わらない生活を手に入れるために変わっていきましょう。