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親孝行から一週間で売上22万を作った時の話

年末の時に親孝行をしようと思ったはなしです。

私の実家は飲食店を営んでいるのですが、このご時世であり、売上も上がらずいつも暇を持て余しているような状況でした。

その時に、両親から「年末限定の持ち帰り企画をやるから手伝ってくれ」との話がきました。
実家に帰って一年が経ち、お店も継がないと豪語した中で、自分が貢献できる事はこれくらいだろうと思い、POP作りを行い、実際に年末企画のお手伝いをすることにしました。

やるなら貢献してやろう、年末最後に親孝行したいな

そんな風に思いながら手伝うとあることに気づきました。

「うちのお店はリピーターが多いけど何故だろう」
「一回来てくれれば多くの人が二度目以降も来てくれるのに」
「そもそも認知されていないのか…それならどうしたらみんなに情報が届くだろう」

晦日、大晦日の限定2日間で行うにも関わらず行動し始めたのは12/23

とにかく時間がない、どうしたら良いものか。

そんな風にボーッと考えていたとき、行きつけのバーのマスターがこんなことを言ってくれました。

「キリスト教は今だと布教されているけれど、一番最初どうやって広めた知ってる? 広めるために売り歩いたんだよ、売れるものならどっしり店を構えればいい、そうじゃないなら売り歩くしかないんだよ。」

そういうことか、俺が一人一人に直接売り歩くか。
体力に任せて地道にやっていけば良いだけか。
また、こんなことも言って奮い立たせてくれました。

「見逃し三振は絶対にないよ、思いを伝えれば仮に今売れなくても次に繋がるから」

これだ、よしやってみよう。
そんな風に思い立った12/26からひたすら電話をかけ続けたのですが、
結果として多くの方が買ってくださいました。
本当に感謝しかありません。とても嬉しかったです。

こんな営業経験者ならちっぽけなことかもしかないですが、僕にとっては大きな経験になりました。

そんな年末を過ごし、こんな振り返りを行いました。

プラスの振り返り
・親戚、親友、友人に自信を持って売れない、話せないなら即刻辞めるべき
・話を断られてからが勝負、相手に寄り添った上で提案していくべき

マイナスの振り返り
・最後の最後で自分に限界を作ってしまった。
・自分の結果が周りと比較できないため、良し悪しが判別できない

こんなところを実感しました。

自分のやっていることに対して自信を持って伝えられないならどこかで後ろめたいことがある、そんなことやっていても長続きはしないし、結果も出ないと思いました。

また、バーのマスターの「見逃し三振は絶対にないよ」のところで自分に限界を勝手に作ってしまったのが勿体無いなぁ…と反省しました。

今後のIT営業活動だけでなく、自分の人生に活かしていきたいなぁと思いました。

以上、年末のちょっとした課外活動でした。