スペックそのままでコストダウンする5つの手法とは？
こんにちは！
建築コンサルタントのtakumiです。
多くの施主さんがぶち当たる｢予算の壁｣。
本日は｢コストダウン｣について、お話したいと思います。
間取りも進んで仕様もある程度決まってくると、ネックになるのが予算オーバー。。。
設計の序盤であれば、間取りを大きく変更したり、材料や設備も考え直したりしやすいものですよね。
大きくコストダウンするには、
・床面積を減らす(家を小さくする)
・家の形をシンプルにする
・設備のスペックを下げる
・外装、内装のスペックを下げる
といったことがあげられます。
でも、間取りも変えたくないし広さもこれ以上小さくできない。材料や設備のスペックも落としたくない^^;
そもそも、構造材のスペックは落としてはなりません！
予算を削らないといけないけど、もう変えようがないという時、少しでもコストダウンになる要因が欲しいところです。
そこで考えるべきことは、工事から切り離せる項目を工事をお願いする業者さん以外に見積もりを取ることなんです。
その条件は｢工事から切り離せる｣が大きなポイントです。
｢別途見積もり｣を含めて、コストダウンの手法はこちらの5つです。
この5つの要素を検討しましょう！
家のスペックを落とさないコストダウン手法5連発
1.外構工事(庭工事)
外構工事の中でも、本体建物と関連する玄関ポーチや電気系統が関連する門扉のインターホンは本体工事でしもらいましょう。
その他のカーポートや周囲の塀、アプローチなどは外構工事と切り離しやすいので、本体工事が終わってから別工事でゆっくりすることもできますね。
2.カーテンレール、カーテン
カーテンは工事に入っているものと同レベルのものが、カーテン専門店や大型家具店で安くなる可能性がありますので、見積もりを取っておきましょう。
ブラインドやロールスクリーンも同じですね。
カーテンレールの取り付けについても、同様に見積もりを取っておいても良いですし、一般的なカーテンレールなら、DIYでご自身でもできる可能性がありますから、｢やる気がある｣方は挑戦しましょう！
注意点としては、吹き抜け等の高い位置の窓は取り付けにハシゴや足場が必要になりますので、こういった高所は本体工事でしてもらう方がスムーズとなります。
3.照明
照明の中でも自分で取り付けが簡単なのはシーリングライトやペンダントライトですね。
これらはご自身で取り付けや取り外しをされている方も多いと思います。
家電量販店や照明専門店で別に見積もりをとっておきましょう。
照明の注意点としては、ペンダントライトなどでは重いものは天井の補強が必要になりますので、概ね｢5kg｣以上になるような照明器具を取り付ける可能性のあるところを前もって工事業者には言っておきましょう！
4.収納の棚や造り付けの家具
｢家具工事｣の項目ですね。これも別工事で安くなる場合があります。
シンプルな収納ならDIYも可能ですよね。
例えば、可動棚であればDIYでも可能ですし、見た目にこだわらないなら家具店でシンプルなラックを購入した方がかなり安く上がります。
造り付けの家具に関しては、工事業者によりますが、家具制作店の方が質が良くて安くなる可能性があります。
建築工事で造りつける家具って、値段の割に｢ちゃっちい｣ことがあるので、要注意です^^;
5.施工業者を変える(相見積もりをとる)
これが最後の手段ではあります。
まあ、若干タブーなところもあるようなないような、ですけど、背に腹はかえられません^^;
業者さんには悪いですけども、工事の契約をしていなければ、業者を変えることは悪いことではありません。
ただ、業者を変えて安くなるとしても、本当に同じ仕様で安くなだているのかは細かく確認しておかないといけませんね。
また、設計も途中まで進んでいるとそこまでの分は払わないといけませんが、そこも含めて安くなる業者があれば、思い切って変えるのもひとつです。
まとめ
建物の大きさをかえずに、また、主要なスペックも落とさずにとなると、なかなか選択肢はなくなります。
でも、このように｢別工事｣とできるものがあるので、ますは見積もりを取ってみることをおすすめします。
ブログでは、コストダウン全般にもう少し詳しく書いておりますので、こちらもご覧下さいね↓↓↓
https://taku-kenchiku.com/注文住宅で工事費を下げるには？/
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