ファミクロってなんでしょう?~ファミクロ間取り事例もご紹介!
こんにちは。
建築コンサルタントのtakumiです。
本日は、間取りのお話です。
最近、よく取り入れられる「ファミリークローゼット」です。
ファミクロなんて言われてますね。
ファミリークローゼットって、何かと言いますと、なーんにも定義はございません。
家族みんなで使う収納、というくらいですかね。
多くは1階にあって、お出かけや帰宅時にすぐに使える場所、という感じでしょうか。
2階にあってもいいんですけど、玄関やリビング、洗面、こういった用途と近くて、家族みんなの服をまとめて仕舞うことができないと、ファミクロをつくる効果は薄れてしまいます。
家族の衣類をまとめるというのは、家事時短にはとても大事ですよね。
なので、家事動線・生活動線をどのように考えるかによって、ファミクロは色んなところに配置されます。
皆さん思い思いで考えられ、色んなパターンがあります。
では、間取りのご紹介(^ ^)
よくあるのは、洗面や脱衣と隣接しているタイプ。↓↓↓
こういうのは、部屋着や下着、パジャマも入れて、帰宅時に洗面から直行して着替えたり、お風呂の前後にすぐ使える便利さかあります。
こちらは、玄関先にあるファミクロです。↓↓↓
玄関ホールとつながっていると、アウターや仕事着、学校への持ち物なんかをまとめておけます。
ただ、使うのにいちいち玄関ホールを通らないといけないのが、イマイチなところですよね。
リビング側にウォークスルーできたら言うことないよなぁ~って。
やっぱり、こんな感じで家のど真ん中にあると、どこからでも遠くなくて使いやすいですよね。↓↓↓
洗面脱衣からも直接行けるし、玄関にも近いので、効率的で便利な配置です。
なかなか高得点かも。
こちらは大きめのリビングと一体的になったファミクロです。↓↓↓
ウォークインクローゼットって閉鎖的な概念がありますが、オープンというのも珍しいですよね。
私だけかもしれませんけど、いつもきちんと整理できていればいいけど、「ぐちゃぐちゃ」ってならないか心配です^^;
こちらも一風変わったタイプで、テレビの裏を使った収納スペースをファミクロにされてます。↓↓↓
あんまり効率的ではない感じですけど、案外使いやすいかもって、思ったりしました。
ちと狭いのがね。。。
ファミクロはここに注意
ファミクロを配置する時に少しばかりの注意事項があります。
よく、家事時短のため、「家族の服は全部ここに」と言われ、子供部屋にクローゼットをつけない方がおられます。
しかし、お子様は、大きくなると、ファミクロを使わなくなるかもしれません。
ファミクロで着替える場合は特にそうです。
お父さんと娘さん、お母さんと息子さん、一緒に着替えなくなります。
洗濯物も、自分で管理するようにならないといけませんから、いつまでもお母さんが整理してられません。
なので、ファミクロで一斉に整理するっていうのは、一時的なことで、将来的に生活スタイルは変わっていくことを想定しておきましょう。
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