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エアコンをつけない方がいい場所がある?

こんにちは。

建築コンサルタントのtakumiです。


よく、間取り診断でお悩みポイントをお聞きしていると「エアコンの位置や向き」をあげる施主さんがおられます。


エアコンの性能も向上してきていますので、よっぽどおかしなところじゃなければエアコンの設置で失敗することも少ないとは思うのですが、やはり、避けた方が良い場所はあります。


◆エアコンの基本

まずは、エアコンを設置する際の基本ですが、通常は外壁側につけますね。

エアコは配管から繋がった室外機が必要なので、当然、室外機を屋外に置くので外壁側になります。

ハウスメーカーによっては、隠蔽配管(壁の中に配管を走らせる)をすることがありますが、配管のメンテナンスがやりにくいことや、エアコンの更新時に隠蔽配管を使えなくなることもありますので、あまりおすすめはできません

外壁にエアコン配管が這っているのは見た目にはあまりよろしくないものですが、外観を気にするのであれば、できるだけ建物の「裏側」にあたるところへ室外機を設置するように検討する必要があります。


◆エアコンをつけるとあまり良くない位置

では、エアコンを設置するのに避けた方が無難な配置について。

それは、キッチンの近くです。

普段は良いのですが、キッチンでお料理をしている際は換気扇を使いますから、エアコンから出した風を換気扇がすぐ吸ってしまいますから、エアコン効率が落ちます。

また、キッチンは油を使うところですから油の粒子が飛散しています。そのため、エアコンのフィルターがドロドロになってしまい、エアコンの寿命を縮めることになります。

年末の大掃除でキッチン換気扇を掃除すると分かりますよね。

ほかにも、ガスコンロの火に、直接、風が当たるような配置も良くないです。


このように、キッチンの近くのエアコンは、できるだけ避けた方が良さそうですね。


注意しましょう!


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