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家づくりは「臭い」の計画も大切!~(臭わない住まいにしましょう。。。)

こんにちは。

建築コンサルタントのtakumiです。


本日は、住まいを考える上で、あまりみなさん考えない「臭い」のお話です。

においは、

Wikipediaにて
良いにおいを「匂い」、悪いにおいは「臭(にお)い」と書くことが多い。

とされています。


そう、家づくりで気にすべきにおいは、「臭い」。

イヤな臭いをコントロールしないと、家の中が「臭う」ことになります!

では、イヤな臭いってどんなものでしょう?


◆家の中の「臭い」の数々

まずは、「トイレ」ですよね。最も臭いを気にすべき場所です。

トイレは廊下やホールに面してつくり、間違ってもリビングなどの居室に面してドアを設けてはいけませんね。臭いが居室側へ流れてしまいます。

あとは、玄関も臭いがあります。靴がありますからね。

靴はけっこうな臭気があります。

特に夏場は要注意ですね。外で汗をかいて遊んできたお子様の靴は臭いと汗で湿っています!

旦那様のビジネスシューズも汗たっぷり。

冬場は乾燥してましにはなりますが、気をつけるのは女性のブーツ。。。


また、お風呂や洗面所もそうですね。シャンプーや洗剤の臭いが染み付いていますので、いつも使っている家族は臭いに「慣れ」てしまいますが、換気が悪いと他のスペースへ臭いが流れて、来客者には気になる臭いになります。

部屋干しする場合は、物干しスペースも臭いが付きやすい場所です。


そして、キッチンも実は「臭い」の元です。お料理も「いい匂い」ばかりではなく、嫌に感じる「臭い」もありますよね。生ゴミの仮置き場もあるかもしれません。


◆「臭い」の換気計画

こういった「臭い」の場所を確定すれば、臭いの元となるスペースの配置計画と、さらに24時間換気(換気扇)の計画を立てることが必要になります。

換気計画でまず基本となるのは、先程挙げたような「臭い」の元になるようなスペースを、他の部屋に臭いがもれないように「最後に排出する部屋」とすることです。

よくあるのは、トイレや洗面所から常時、排出し、各部屋(居室)の外部から吸気するタイプですね。

吸気~居室(リビング等)⇒廊下⇒トイレ~排気

そうすれば、トイレや洗面所・風呂の臭いが他の部屋へもれずにそのまま外へ排出されるということです。


このとき、注意するのは、吸気~排気の換気経路の中に、先程あげた「臭いの元」のスペースがある場合です。

例えば、下の図のような感じで、吸気~排気(水色)は良いのですが、トイレの換気扇に引っ張られて、玄関の空気(オレンジ色)がリビングに入り込む可能性があるんですね。

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ですので、「臭い」のある場所の空気はまた別に換気計画を立てて、居室へ入り込まないようにしないといけません。

吸気の位置を考えたり、リビングドアを通気のないものにする、玄関収納にも排気をつくるなど、対策が必要ですね。


臭いの換気計画を怠ると、イヤな「臭い」で不快に感じる家となってしまいます。


前もって「臭い」をつきとめておき計画を立てることで、「臭い」の後悔をしなくて済みますね。


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