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【イギリス英語】イントネーションの学習本

こんばんは。Takumiです。
本日はステップ3に使用したイギリス英語のイントネーションの本について記事を書きます。

ステップ3とは何?って方は下記の記事を読んでいただけると何のことか分かります。


なぜイントネーションを学習するのか

そもそもなぜイントネーションを学習するのか、ですが、これは
「イギリス英語でアメリカ英語とは少し異なるイントネーション、リズムをつけていることに気づいたから」ですね。

日本人はアメリカ英語の発音、イントネーションやリズムを学習することが多いんですが、イギリス英語ではどうも少し違う。そんな違和感をPeppaPig等を見て持ったからです。

すると、そういった本が多くはないけど、出版されていることを知り、読むことにしました。

選定した本は何?

選定した本はこちらになります。

小川直樹先生の書籍「もっとイギリス英語でしゃべりたい」です。
元々は「イギリス英語発音教本」でイントネーションの章があったので、一緒に勉強しようとしましたが、こちらを書店で読んでみると圧倒的に詳しく書かれていましたので、イントネーションについてはイギリス英語発音教本ではなく、こちらで学習することにしました。

イギリス英語発音教本については下記の記事にまとめてます。

どんな本?

「もっとイギリス英語でしゃべりたい」はどんなことが書かれているのか。

それは簡潔に書くと下記です。

①イギリス英語が聞き取りづらい理由
②イントネーションの基礎理論
③イントネーション各種説明
④実例集

大きく分けると4つです。(簡潔に書きます)

①イギリス英語が聞き取りづらい理由
この部分についてはイギリス英語のリズムや弱音の弱さ、強勢の数や機能語の弱化等、なぜイギリス英語が聞き取りづらいと言われているかについて、著者の経験から詳しく説明しています。

②イントネーションの基礎理論
イントネーションの構造や本書で扱うトーンの種類、トーンの重要度について音声と共に説明があります。

③イントネーションの各種説明
ここはまとめましたが、上記のトーンについて音声を使いながら、②についてさらに詳しく説明しています。

④実例集
本書の半分ほどを使って、①〜③で学習したことを実際の会話を想定して例文で解説しています。

この本を読んで感じたこと

◯まず最初に感じたことは、
明確にイントネーションは基礎理論として定義出来るという点に驚いたところです。

アメリカ英語とは少し異なる性格を持っているので、この基礎理論の部分から非常に新鮮でした。

◯例文に対しての解説が1文ごとにある。

途中で例文を挟みながら説明が進んでいくのですが、その例文は1つの英文ごとに解説が載っています。そのため、初学者に親切だと感じました。


イントネーションはあまり中学や高校でも学習していない上に感覚に頼っている部分があったので、しっかりと基礎理論と音声を頭に入れておき、ステップ4に繋げていきたいと思います。今2周目を学習しています。前日に学習した項目を復習して、次にその日に該当する項目を学習するため、1周で2回チェックするような方法で進めています。


逆に気になった点

2つ記載します。

・音声の感覚が狭い
イントネーションの理論については非常に分かりやすいのですが、実際に練習しようとすると音声の感覚が狭くて、音声を聞いた後に読む練習がしづらい部分がありました。イギリス英語発音教本でも同じなのですが、シャドーイング以外には向いてないと感じました。(1文のみの音声ごとのファイル自体はありますが、、、)

練習自体は英語のハノン初級のイギリス音声版の方が音声の感覚があるので向いていると思います。

・少し独特な考え方であるため、音声学としてどうなのかが気になる

非常に踏み込んだところまで説明がありますが、実際に音声学としてはどうなのかが気になりました。
自分の性格なのかもしれませんが、別の書籍でも似たようなことが書いてあったり、学問として確立している分野なのか、その辺りを知った上で理解を深めたいと私は思っているのですが、この分野はどうなのかが気になりました。

(その点は別途音声学の書籍を読んでみるつもりです)

まとめ

・もっとイギリス英語でしゃべりたいでイントネーションの学習をしています!
・イギリス英語の難しいポイントや基礎理論が学べるよ!
・気になる点もあるけど、イントネーションの概念は分かったよ!


以上です!
ここまで読んでいただきありがとうございました!

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Takumi
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