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試験当日と合格発表。【第一種外務員試験 FINAL】

こんにちは。たくみです。

1月3日から始めた第一種外務員試験。1月12日の本日、午前11:30に試験を受けてきました。

もったいぶらずに結論から言いますが、第一種外務員試験の結果は、









合格してました!🎉🎉🎉

ここに来るまで、自分の中で何回も苦しいことや、楽しいことがあったので、それを皆さんに余すところなく伝えられたらと思います。

前日の夜。今までにない不安に襲われる。

前回話した通り、前日に近くのホテルを借りて、一日中証券外務員の試験を受けることにしました。

前回の模試でわからないところが明確になったので、まずはそこから勉強していくことに。

とにかく頭に入れていかないと話にならないので、オレンジペンなどを使って覚えやすい形にしてから、何度も反復して暗記をしていきます。

作成した赤シート用のノート

黙々と書いていきましたが、時計をみると18:00。でも全然終わりません。これが第一の焦りポイントになります。

暗記するためにノートにまとめる時間が長すぎて、全然終わらない。

焦り①

しかし、「どうしたら効率よくできるか」などと考える余裕ももう無くなってきています。時間が無いので、目の前のタスクを処理することを優先して作業します。

そうしてあっという間に時刻は21:00を過ぎます。わかっていなかった部分の暗記も一通りできました。

「さて、もう一度やってみるか・・・」

前回散々な結果だった模試。もう一回分やっていないものがあったので、それを解くことにしました。

2回目の模試の回答用紙

結果は440点満点で285点。前回の267点より18点上がりましたが、合格点である308点にはまだ届いていません。これが自分の焦りをさらに加速させます。

前日なのに合格点に届いてないやん。。。!

焦り②

前回と同じように、どの問題を間違えたのか調べてみます。すると、配点の高い計算問題が全然解けていないことが判明しました。OX問題は配点が1問2点なのに対して、選択問題は1問10点。計算問題ができないとOX問題5問分の失点になってしまうのです。

自分の苦手をさらに深く分析する

計算問題ができないことはわかりました。しかし、具体的にどう対策すればいいかはまだわかりません。そこで、間違えた問題を一つずつみていき、なぜ解けなかったのかを分析します

すると、計算云々よりも、そもそも公式を思い出せていないということがわかりました。公式が思い出せた問題は計算ミスなく解けていました。

ということは、やはり自分に足りないのは公式の暗記。またひたすら赤シートで暗記していくべきか。。。

でもやはり手書きは時間がかかってしまう!ということで、PCを使ってノートを作ることにしました。

PCを使った赤シート制作

実は一番最初はPCを使ってノートを作っていたのですが、覚えることを全てオレンジにするのが意外と面倒だし、作ったとしても赤シートを電子版で用意する方法がわからなかったため、諦めていました。

かなりマニアックな話&再現性があまり高くないので今は割愛しますが、Obsidianという文章作成ツールをフルにカスタマイズして、赤シート制作に対応できるようにしました。

Obsidianを使った赤シート用ノートの作成

色々調べてみると、macのcolor filterという機能を使うと、画面を真っ赤にできるので、オレンジ色の部分が隠れることを発見しました。これは大発見。。。!

オレンジや青の背景で書いた部分が
color filterによって見えなくなる!

この方法はまた別の記事でしっかりと解説したいと思います

効率がかなりアップし、暗記が必要な箇所もどんどん減っていく

こうして爆速でノートを作る→暗記する、という作業を繰り返していきました。すると、時間はいつの間にか深夜3時。徹夜をしてしまうと頭が動かなくなるので、このあたりで睡眠を取ることにしました。

朝の復習が一番頭に入る

朝6時にアラームをかけ、起床。
睡眠時間は3時間ですが、試験に対する焦りもあったせいか、二度寝という概念すらありませんでした。急いで机に向かいます。

散らばったノート、エナジードリンクの空き缶。
あまりの汚さにため息を吐きながら、昨日覚えたところを再び復習します。

記憶に関する本によく書いてあることですが、人間は寝る前にしたことをよく記憶しているそうです。さらに、朝起きたばかりの状態は脳がスッキリしている状態。この脳の性質を活用して、なるべくすぐに復習をします

出来としては、かなり頭に残っていました!1ページあたり、わからないとこは1、2箇所のみ。試験時間までに、わからなかったところを何度も思い出すことで、頭に叩き込みます。

調子に乗り始め、夜に解いた試験問題も解き直してみることにしました。
順調かと思いきや、、、

間違えた問題は解けないままだったのです。

寝る前に解いてしまったばかりに、ミスをしたことだけが頭に入っていたようです。

ここで自分の不安度はピークに達します。

誰か・・・助け・・・て・・・!

神教材yuiさん

ガムシャラにわかりやすい解説を求めてネット上を徘徊していると、yuiさんというチャンネルに出会います。

正直、このチャンネルが私の合否を変えたと言っても過言ではありません

問題を理解するのではなく、とにかく得点につながることを矢継ぎ早に解説してくれます。

「わからなくてもとりあえずこれを覚えましょう」
「OOと出たら、必ずXです」

この動画を勉強初日に見ていたら「なんでそうなるのか解説してなくない?理解することが大事っしょ!😎」と呑気なことを言っていたことでしょう。しかしここまでくると、とにかく得点に繋がるならなんでもしようと貪欲な気持ちになっています。

私は食い入るように動画を見て、言われた通りに内容を頭に叩き込みました。

最後の最後まで諦めない

ホテルをチェックアウトし、早めに会場近くに移動します。
移動中もyuiさんの動画を2倍速で流しながら、スマホや手書きのノートを使い、最後の最後まで内容を頭に入れていきます

数学の問題など、頭を働かせるような試験の場合は頭を休めることに尽力しますが、今回の試験はOX問題や選択問題です。こういった形式の場合、本当に直前に覚えたことがそのままOX問題として出る可能性があるので、ギリギリまでインプットしていった方が良いと判断しました。

試験会場に到着。いよいよ試験スタート

試験会場はパソコン教室の一室でした。CBTテストなので、パソコンを使って問題を解き進めていきながら、計算問題は計算用紙に書いて解きます。CBTテストは基本情報技術者試験で一度経験済みなので、特に困ったことはありませんでした。

試験中はとにかく落ち着くことが大事

試験の直前までバタバタとインプットに必死でしたが、試験中もそのテンションで行くと明らかに計算ミス・ケアレスミスが増えます。

試験開始前に、自分自身にこう言い聞かせます

やれることはやった。ここで焦ったところで答えがわかるようにはならない。むしろ失点に繋がる。ここからは落ち着いて、ケアレスミスに注意して問題を解こう。

問題がわからなくても焦る必要はない!自分がわかる範囲を精一杯解いて、合格点に届かなかったらそれはもう仕方ないこと。今の自分に入っている知識で挑もう

このおかげで、わかる問題はケアレスミスに気をつけながら解き、わからない問題は潔く飛ばす(テキトーに答える)ことができました。

1周目が終わった段階では試験時間がまだ1時間40分くらい(全体で2時間40分の試験です)あったので、落ち着いて、計算問題を中心に復習しました。

念のために2周解き、「もう自分は出し切った。これで落ちてもしゃーない」と思える段階に達したので、時間は余っていましたが早めに切り上げることにしました。

「テストを終了」ボタンを押すと、いきなり

印刷中…

の画面が。

「え、もう結果が印刷されているの?」

これは基本情報技術者試験にはなかったことだったので、少し動揺しながら、部屋を出ます。

すると、受付には印刷された紙が裏向きに置いてありました。受付の人が最終確認をしているときには、気が気でなりませんでした。

「こちら今回の試験の結果になります。お疲れ様でした。」

そうして試験結果の通知書を渡されました。

試験結果の通知書

もっと「440点中何点!合格です!!!!」みたいに書いてあるかと思ったので何度も確認してしまいましたが、「70%(合格ライン)以上の得点であったことをお知らせします」とあるので、合格したと言って間違い無いでしょう。詳細がわかるスコア・レポートもオンラインで確認できるみたいですが、まだ見れるようにはなっていません。

こうして、少し拍子抜けしたような状態で、僕の第一種証券外務員試験の挑戦は幕を閉じます。

終わりに

私の第一種外務員試験の挑戦物語はいかがでしたでしょうか?
ここまで、読んでくださったみなさん、本当にありがとうございます

ハートで応援してくださったり、インスタのDMで共感のメッセージやアドバイスをくれた友達もいました。

「東大受験物語」の時もそうですが、自分でもどうなるかわからない状態で何かに挑戦するのはスリリングで楽しいですね!

一連の出来事が起きた後で、後日談として話すよりもリアリティがありますし、紆余曲折の過程は後日談だと省かれがちです。

紆余曲折をしながら、少しずつ成長していく様子を見て、「私も何か挑戦してみよう」と思ってくれたら、こんなに嬉しいことはありません。

後日談はディナーの後で

本当はもう1つ、どうしても伝えたいことがあるのですが、ひとまずは合格できたという報告と、直前にどういうことをしていたのかという話で留めておきたいと思います。

また他のことも挑戦していきますので、ぜひフォローの方もお願いします!

ではまた次回!



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