Apple Pencil Proってホントに必要？
iPadでクリエイティブな作業をする上で、欠かせないのがスタイラスペン。
とくにApple純正のApple Pencil Proは、その書き心地と機能性でとても魅力的なガジェットです。
でもApple Pencil Proはかなり高価。
それに、Amazonで検索してみると、純正の半額以下のスタイラスペンがたくさんあってどれがいいのか迷ってしまいます。
ということで今回は、Apple Pencil Proは本当に必要か？という点を考えてみます。
Apple Pencil Proとサードパーティー製の違い
まず、価格以外に純正のApple Pencil Proとサードパーティー製では何がちがうのか？
それは、①非接触充電・②操作の使いやすさ・③筆圧感知機能です。
もちろん、ものによってこれ以外の違いもありますが、確実に違うことはこの三つです。
①非接触充電の有無
Apple Pencil Proは、iPadの側面に磁力で取り付けて充電できる点が大きなメリットです。
じつは磁石吸着だけはサードパーティーでも多いのですが、最新iPad Airや最新iPad Proでの非接触充電機能は、なぜか未だサードパーティー製で出ていません。
※型落ちのiPad AirやiPad Proと最新のものでは、磁石の位置が少し違って、型落ちの非接触充電に対応したサードパーティー製のものはあります。
②操作の使いやすさ
そしてなにより、ダブルタップによるツール切り替えなど、直感的に使いやすい操作機能がついているのも純正のメリット。
イラストを描く人などは、スムーズに操作ができるこの機能に魅力を感じる人も多いと思います。
サードパーティー製のなかには、「ボタンを押すと消しゴムが使える」などポイントに絞った操作機能があるものもありますが、ここまでシームレスで使いやすいのは、やはり純正ならではです。
③筆圧感知機能
筆圧感知機能とは、ペン先にかかる圧力に応じて線の太さや濃さを変化させる機能のこと。
この機能があると、イラスト制作などで、まるでアナログの画材を使っているかのような繊細な表現が可能になります。
Apple Pencil Proはこの筆圧感知機能があるので、微妙な力の入れ具合まで反映できます。
でも、サードパーティー製にこの機能はありません（あったらわたしの調査不足です。すみません・・・）。
つまり、繊細な表現が必要な場合は、純正一択となります。
クリエイティブか、ノートだけか
では、どのような人がApple Pencil Proを選ぶべきで、どのような人がサードパーティー製で十分なのでしょうか？
結論は、こちら。
Apple Pencil Proがおすすめな人
イラストや漫画制作など、線の太さや濃さを細かくコントロールしたい人
Apple Pencil Proならではの直感的でスムーズな操作性を重視する人
毎日長時間、ペンを使って作業をする人
サードパーティー製がおすすめな人
ノート、メモ、書類への注釈など、文字を書くことが主な用途の人
Apple Pencil Proほどの高機能を求めていない人
少しでも費用を抑えたい人
もちろん、「がっつり毎日ノートをとります」という方は、操作性の高いApple Pencil Proを選ぶのもひとつ。
でもそうでない場合は、これらの機能をフルに活用できる場面は少ないはずです。
実際わたしはノートを取る程度がメインなので、サードパーティー製を選びました。
Apple Pencil（USB-C）はイマイチ
ちなみに、Apple純正と言えば、USB-Cで充電するApple Pencil（USB-C）という安価なものもあります。
「Proまでは必要なさそう」と思った場合はこのUSB-C充電の純正も選択肢に挙がるかもしれませんが・・・これはイマイチです。
なぜならこれは、サードパーティー同様の機能しかなくて高いだけだからです。
もし純正のUSB-C充電タイプを検討しているなら、機能が同じでこの純正USB-C充電タイプからも半額以下のサードパーティー製を選択することをおすすめします。
多機能じゃなくていいならこれ
ノートを取る程度しか使わないわたしが使っているのは、Ciscleのスタイラスペン。
このペンはiPadの側面に磁力で取り付けられますが、充電はUSB-Cケーブル。
でも、iPad Airの充電と同じコネクタなので、特に不便は感じていません。
Apple Pencil Proは、プロのクリエイターや、iPadで本格的なイラスト制作をしたい方にとって、最高のツール。
でも、わたしのようにノートやメモが主な用途であれば、サードパーティー製のスタイラスペンの方が、安くて十分快適です。
スタイラスペンを探しているときは、ぜひいろいろ検討してみてください。
▼サードパーティーで十分ならこれ▼
▼高機能ならやっぱりApple Pencil Pro▼
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