0714〜MY FIRST STORY
9年前の7月14日。高校2年生。17歳。
私は陸上部に所属していました。
7月14日は近くの陸上競技場で練習をしていました。練習内容は覚えていませんが非常に暑い日でかなり疲れたのを覚えています。
その日は私が通っていた高校の市で関東大会に出場する人達だけを集めて壮行会が行われてました。私の部活にも何人か関東大会に出場される方がいたのでその方々は練習にいませんでした。
実はそのうちの1人に練習後に時間が合えば会う約束をしていました。その方をYさんとします。
無事に練習が終わりミーティングも終わりだいぶ予想よりも早く帰れる事になり直様携帯をチェックするとYさんから先にメールが入っていて
「今終わってそっちに向かっている」との連絡が既に入っていてタイミングバッチリじゃんと1人で上機嫌になっていました。
普段なら同級生か後輩と帰る予定なのですがその日はそそくさと人目のない待ち合わせ場所まで誰にも見つからないようにソワソワしながら向かった事を今もまだ覚えてます笑
待ち合わせのところは周りが木材などが積まれた囲まれた畑の一角だった気がします。
公園とかも近くになかったので人目のないところはそこしかなかったのかもしれないです。
今覚えば人の敷地内だからアウトです笑
そこで練習内容だったり壮行会の事について話してて1時間以上2人で自転車に跨りながら話してました。日が少しずつ落ち空全体が太陽の橙色に染まり始めた時にふと心に感じた事がありました。「あ、この人の事好きだ」と思い普段ならモドモドしてる人間が直ぐに気持ちを伝えました。
Yさんは照れ臭そうに「私も」と。
その瞬間からYさんとお付き合いする事になりました。もう嬉しくて何回聞き返したかわからないくらいでした笑
そりゃ初めての彼女ならそうなりますよね笑
帰り道はお互い逆方向なのですがやっぱり好きな人とは一緒にいたくなってたようで帰り道をゆっくり自宅付近まで送って行ったと思います笑
送った帰りはお馴染みの方向音痴が発揮され全く帰り道がわからなくなりました笑
ガラケーを駆使してなんとかして見慣れてる道に出ましたが今でも覚えてるのは練習後で足が疲れてるはずなのにいつもより帰り道の足取りが軽く夕日がかなり眩しく見えてた事。
記念に夕日の写真撮っておけばよかった笑
7月14日からつまらなかった高校生活が楽しくなりYさんをきっかけに自分の今の女性の好みも確立されました。
それと同時に自分の感情や自分の行いや自分の発言で人を傷つけてしまい更に苦しめてしまう事になるかを思い知る経験をする毎日になりました。
高校以前に今まで自分のやってきた事、言ってきた事がいかに軽はずみで人を傷つけたかも自分自身で気付ける事になりますしそんな自分が嫌になり自己嫌悪が生まれ自己肯定感がどんどん下がっていく事にもなりました。
いかに己の心が小さく嫉妬に狂い弱々しいかをYさんとお付き合いする中で暴かれいきました。
Yさんに対しては本当に大変申し訳なく思いますし実際1年弱で別れる事にはなるのですが今でもずっと感謝をし続けています。
Yさんとお付き合いしていなかったら今頃どんな人生を歩んでいたか恐ろしくて考えたくないくらいです。
もうYさんに嫌われているのでこの記事をYさんが読む事はまずないので色々書きました。
1年弱でしたが本当楽しい毎日でした。
高校生活で彼女ができ毎日楽しかったのは本当いい思い出です。
ありがとうございました!!!
タイトルのMY FIRST STORYの花0714聴いてみてください!
ドンピシャで書かれていて歓喜したのでせっかくでしたが日にちずれましたが書いてみました。
ありがとうございます。