JCSベスト16!世界権利×2獲得までの調整録
挨拶
はじめましての方ははじめまして。イマヅといいます。今回の記事は、S4前から調整を重ねた3つのデッキを使い、調整メンバーのうち大会に参加した4人のS4のシティリーグからJCSまでの調整録になります。
紹介
調整デッキを使った公式戦の戦績
イマヅ(筆者)
S4優勝 サーナイト
JCS2-3 サーナイト
アイテム(アビノトモユキ)
S4ベスト16 赤ロスト
JCSDay1 8-2 赤ロスト
最終ベスト16 一撃ルギア
ちくわ
JCSDay1 8-2 サーナイト
最終79位 サーナイト
狼
S4準優勝 赤ロスト
とこのように赤ロスト、サーナイト、一撃ルギアを調整し、イマヅのJCSを除き高いアベレージを出すことが出来ています。
シティリーグS4
まずそれぞれのシティリーグの日程ですが、
狼 5/4 赤ロスト 準優勝
アイテム 5/14 赤ロスト ベスト16
イマヅ 5/28 サーナイト 優勝
となっておりプール自体は変わらないものの、目まぐるしく環境が変わったシーズンでもありました。
5/4赤ロスト
4月末から5月頭にかけてはCL新潟前であり主に、
といった環境でした。
この環境で使った赤ロストがこちらです。
この当時流行っていた赤ロストに比べ「エンテイV」の採用が特徴的なレシピになります。
肝心のエンテイVの採用理由ですが、大きく分けて3点あります。
不利がついていた白ルギアに対して高い勝率を出すことが出来るようになった。
対ロストバレットやヌメルゴンに対して一方的にサイドが取れ場持ちもよく封印石対応のアタッカーだった。
対サーナイトでアルカナシャインのサーナイトやクレセリアを早い段階で処理出来るようになった。
これによりシティリーグで使用することになりました。
■白ルギア
白ルギア側が230を出すことが難しく、且つカビゴンをワンパン出来るアタッカーとしてエンテイが活躍します。エンテイがいるため、序盤にサイド差があまりつかず、後半のかがやくリザードンでサイド差を埋めて勝つことができます。
■サーナイト
こちらもエンテイが強く出れるマッチです。CL前のサーナイトはほぼ全てミラージュステップから入ってくるものだったため、エンテイが複数ターン生存してサイドをすすめることができ、後半はロストマインやかがやくリザードンが動くため有利に試合を運ぶ事ができました。
■ロストギラティナ
こちらもエンテイを使うマッチです。エンテイが入れ替えカートを使うことでおとぼけスピット+ロストマインで倒されなくなり相手視点、ダメージ効率が悪いポケモンになります。しかし序盤にロストマインを打ちづらいため相手をする必要があり序盤から圧をかけられる、また入れ替えカードやロストスイーパーがギラティナより多く、早めにロストマインが使えることから有利に試合を運ぶ事ができます。
5/14赤ロスト
5/4と5/14の間にCL新潟が開催されその結果によって環境が少し変わりました。
ポケカ四天王のヤマグチヨシユキ選手がサーナイトを使って優勝したこと、上位にリバーサルエネルギーとミュウツーVUnionを搭載したサーナイトが多数いたことによりサーナイトが環境トップの中でも頭一つ抜けた存在になっていた環境でした。またCL前と比べてサーナイトを重くみて、ルギアが白より一撃型が数を増やしたり雪道+手札干渉を押し付けるアルセギラを筆頭にアルセウス自体も無視できないデッキになりました。
この環境で使った赤ロストがこちらになります。
サーナイト、一撃ルギア、ロストギラティナ、アルセウス系統を重く見た構築です。シティリーグの裁定上、トーナメントはどちらかのサイドが3以下にならない限り終わらないためトーナメントに上がればサーナイトのゲッコウガやマナフィ、一撃ルギアのネオラントやアマージョを縛って自分はピジョットで山札を回復させることでLOを狙えるような形にしました。
■サーナイト
基本的にはロストを最速で貯めロストマインを連打しますがどうしてもロストの貯まりが悪かった場合は上に書いたLOプランも取ることができます。
ただボタンやネジキまで考えるとあまりしたくないプランではあります。
■一撃ルギア
順当にサイドレースを進めていくとイシヘンジンがおもすぎて勝てないためLOします。予選で当たっても1回だろうという予想だったので予選の一撃ルギアは切っていました。
■ロストギラティナ
こちらもVSサーナイトと同じく早期ロストマインを目指します。ピジョットがおとぼけスピットを受けて山に帰ることにより1ターン分まるまるターンを流せるので積極的に出しておきます。
■アルセギラなどの系統(空ピカロコンなど)
ギラティナが進化するのをみてミミッキュで攻撃していきます。進化前のギラティナにはひきさくで倒されてしまいますが、初見でミミッキュを警戒されないこと、仮にひきさくで倒されてもその返しにかがやくリザードンで簡単に倒せることなど、デッキの見た目以上にしっかりと戦うことができます。
無料部分はここまでとなります。有料部分についてはそれぞれがJCSで使用したレシピ(サーナイトはシティとJCSで全く同じ60枚)の各採用カードの解説や各対面、調整段階の考えなどを載せています。特に環境デッキに対してどういった考え方をしているかについては環境が変わっても使えるところがあると思います。
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