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ベルギー旅行記(1)〜デュルビュイ〜
今回の両後期はベルギーはワロン地方にある、小さな町デュルビュイを訪れたときのことを記事にしたいと思う。
デュルビュイの場所と行き方
デュルビュイは首都ブリュッセルからみて南東方面にある小さな町だ。
ブリュッセル中央駅で乗車し、マルロワ駅で乗り換え、最寄り駅のバルヴォ駅で下車する。電車に揺られる2時間弱、電車の中でホットココア片手に、パンオショコラをほおばったのは今でもいい思い出だ。
バルヴォ駅からは、タクシーもしくは徒歩で移動する必要がある。
私は歩くのが大好きなので、デュルビュイへ徒歩で移動した。歩き始めて20分くらいすると、森の中へ入る形になる。当日曇りだったこともあって、森の中はほんの少し不気味だった・・・
![](https://assets.st-note.com/img/1667727862233-I0TVIvni1f.jpg?width=1200)
道すがら、何組かの人たちと出会った。少しばかり挨拶して、デュルビュイへの道が正しいか教えてもらう。その会話の中で教えてもらったのは、クリスマスマーケットの時期は家族で散歩してデュルビュイへ行く人も多いということだった。大抵2世帯が多くて、祖父母と親子の5~7人。祖父母のもとを訪れるときの恒例になっているという人たちもいた。
日本では正月に家族と、クリスマスは友人やパートナーと過ごすのが一般的だ。一方、ヨーロッパは逆の慣習を持っている。宗教的な理由で、家族で教会に行く家庭もあれば、単に慣例として家族と過ごす家庭もある。
正月・クリスマス、どちらにせよ、私が地元に帰っても、1時間かけて隣町に家族と散歩することは絶対ないと感じる(笑)こういうところはぜひ見習いたい。健康にも良いし、なにより家族で楽しめそう。
デュルビュイの街並みとクリスマスマーケット
まずは街並みの写真をどうぞ。
![](https://assets.st-note.com/img/1667728787213-825EzyXr9G.jpg?width=1200)
私が訪れたのは、デュルビュイ城がある旧市街のような場所で、町の端から端からまで徒歩20分くらいで横断できる。上の写真の通り、煉瓦造りの建物が並んでいた。それも景観を一定に保つために、ほぼ同色だった。
ベルギーは全体的に治安が良いけれど、その中でもデュルビュイはさらに良かった。町だ!という感じがひしひしと伝わり、コミュニティ内で調和がとれている。山間にある町だからなのか、一人一人が知り合いといった感じで、道端で世間話が始まっていた。
その様子をみつつ、目的のクリスマスマーケットへ向かった。
全体が写っている写真を貼りたかったものの、写真に人の顔が写りすぎていて加工が手間だったので、雰囲気が分かるものを載せておく。
![](https://assets.st-note.com/img/1667729063805-5oLC5vLqWP.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1667729605894-pcA1pv9iry.jpg?width=1200)
デュルビュイのクリスマスマーケットは町が小さいこともあってか、田舎の夏祭りみたいだった。小学校高学年〜高校生くらいの子は結構お手伝いをしていて、まさにローカルの暖かさを感じる。
そんなお手伝いの子がいるお店でお昼ご飯。
グラタンのようなペンネとベーコンのホワイトソース煮に、チーズがかかった料理を購入した。どれくらいチーズ欲しい?と聞かれたので、少なめで大丈夫と答えたけれど、割とチーズの量は多かった。お店のおじさんがサービス精神旺盛なのか、はたまたデュルビュイだとこれが少なめなのか(笑)
ちなみに、サイズ的にはわかりづらいけれど、ティッシュ箱の2/3くらいの大きさだから結構量は多い。食べたあとは満腹に近かった。
食べた後はクリスマスマーケット名物、ホットワインを探しに町をぶらぶら。(というか、クリスマスマーケットにはそのイメージしか持ち合わせていなかった。)
出発したものはいいものの、なかなか先に進まない。花火大会会場の出店のある通り並みに進まない。うまい具合に人の間を縫うか、人が進むのを待つほかない。
その人混みをくぐり抜け、ようやくホットワインの出店へ。
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いくつか種類があったけど、コニャックを頼む。日本のクリスマスマーケットでも飲めるやないかい!って突っ込んでくれた方、ありがとう。正直何が良いのか分からなかったので、無難に知ってるものを注文した(笑)
終わりに
こんな感じにいくつかのお店で飲み食いしつつ、たまに人と話しながら過ごしたデュルビュイのクリスマスマーケット。正直最高だった。マーケットだけで軽く3時間過ごしてたので、観光はちょびっとだけ。
観光で一番有名なのはデュルビュイ城。曇りでちょっとホグワーツっぽかったのが良かった。秘密の部屋で登場する暴れ柳があるとさらにハリポタ満載。そのお城は、今回の記事のカバー画像をご覧ください。
ということで、今回はこの辺で。
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