「正直に」生きると馬鹿を見るけど、、、結果、無敵説!
こんばんは、あたしよ。
あたしの一番嫌いな人種。
皆さんの周りにもきっと一人はいると思うの。
「店員さんに偉そうな人」
例えどんなに優秀だったり、可愛かったり、カッコよかったり、お金持ちだったり、
例えあたしにどれだけ優しくしてくれたり、
例えボランティアに従事し、世間に、世界に貢献する人だろうが・・・
あたしは大っ嫌い。
そうね、もし、三人だけ消し去る事を許可する法律ができたなら、あたしは迷わず・・・
あれ、足りないわね(笑)
三人じゃ足りないわ!
顔見知りだけでも足りないわ!
これじゃあ、今あたしがいるファミレスの、あそこにいる「店員さんに偉そうな人」にその絶対的権利を行使できないじゃないの!!
ああ、権力って時に無力ね・・・(笑)
つい興奮しちゃったから少し落ち着くわ。
とにかくね、あたしは本当にそれ系の人が嫌い。
実際にすごく尊敬していた上司が、ある日焼肉屋さんで見せたその顔に絶望したのよ。
それ以外の部分ではすごく尊敬していたのよ。でも、あたしの奥底に根付いた嫌悪感は消せないままだったわ。
そうね、あたし、人なんて上っ面で生きていていいと思うの。
誰が心の底の底まで理解できるというの。
どんな聖人君子だって、超能力者だって、アラブの石油王だって(笑)、分かりやしないのよ。
・・・もっと言えば、自分ですら心の底の底なんて理解していないものなのだから。
人はみんな、知らず知らずのうちに、自分に対して自分が出来得る限りのオシャレな洋服を自分の心に着せて、
少しでもマシに見えるように、気を張って生きていると思っているのよね。
でも、やっぱりボロがでちゃうのよね。
着飾るためには、どれが自分の心に似合っている洋服なのか見定めなきゃなのだけれど、自分で自分の事が分かっていないのだから、不相応な派手派手なコーディネートしちゃったりするわ。
逆にあんたそんなに自分を安く見積もらないで!って周りが言いたくなるようなコーディネートをする人もいるけれど、あれはまた別の話よ。
ボロって、一瞬の気の緩みなのよ。強いて言えば、プラモデルを作る時に、うっかりボンドがはみ出ちゃったぐらいの。
プラモデルなら、そのはみ出たボンドを拭き取るみたいに、間違えちゃった所をササッとティッシュ一枚でなかったことに出来るかもしれないけれど、人間関係なんてそう簡単なものではないわよね。
そうね・・・その一瞬の気の緩みは、後に手の付けられない事態に悪化しちゃう事も多々あるわね。
だからね、どうせ着飾るんだったら、徹底してやっていくしかないと思うのよ。
間違ったコーディネートしちゃって、それを自分でも良く分かっていないまま着続けて、うっかりボロを出しちゃって、その時にあらわになる本質とのギャップったら見てられないもの。
いい人コーディネートをするならそれを続ければいいし、悪役のオラオラしたコーディネートをするならそれを徹底すればいいと思うのよ。
あ、あたしはオラオラしたコーディネートには近寄らないわよ(笑)
だって、絶対仲良くなれないもの!!こわいじゃないの!!
ああ、そうそう、でね、あたしはやっぱり、お友達になるなら、「店員さんに優しくする」っていうコーディネートを纏っている人じゃないとダメなのよ。
・・・なんて、偉そうに言ってるけど、あたしは自分の着飾り方を間違えた人間なのよ。
あたしって、嘘にまみれたクズの極みな生き様をさらしてきたの。その系統の人から尊敬すらされる程に、キングオブクズ選手権にノミネートされるぐらいに。
浮気もしたし、お金もちょろまかしたわ。
大事な人を不幸にしてまで、自分の満足感を最優先させて生きてきたの。それでも、あたしは自分に見合った服を着て、着飾れているつもりでいたのよ。
あれは初めての離婚の時だったわ。あたしはあたしのついた嘘で自分自身の首を絞めたの。
「嘘」なんて事実無根のその場の雰囲気で適当に綴った言葉の総称でしょう?その全てを記憶に留めておくなんて、並の記憶力では難しいのよね。
なのに、あたしは自身の能力を見誤って嘘をつき続けたわ。
辻褄合わせの言い訳を述べれば述べる程にボロが出て、着飾った服なんて剥がされて、身動きが取れなくなってしまうのよね。
そうしてまで得た未来はどんな色をつけ、どんな景色を見せるか。そんなもの、経験をした事がない人でも容易に想像できるわよね。
そうして、その景色を見ながらようやくあたしは誓ったのよ。
「”正直に生きる”という服を着よう」って。
もちろん、全ての事に対してそのコーディネートで挑んだら、争いが起こるだけだわ。
だから、本当に大切なものや人に対してだけ、”正直に生きる”という服を着よう、そう決めたの。
でも、このコーディネートは諸刃の剣よね。
「知らない方が良かった」
「言って欲しくなかった」
「なんでオブラートに包めないの」
散々あたしはこのコーディネートをけなされたわ。
それでもあたしは自分で決めたこの”正直に生きる”という服を脱ごうとは思わなかったの。
正直者は馬鹿を見るって言うわよね。
その言葉って、あながち間違いでもないと思うの。
正直に生きるって事は、あたし自身だってすごく痛い目にあうわ。
「あいつは馬鹿正直すぎる」って陰口をたたかれるし、なんだったら出世にだって影響しかねないもの。
それに、今まで友達だと思っていた人も沢山離れていったわ。
そういう損する事がたくさんあって、でも、それでも、あの時みた景色に比べたら、全然それは素敵な景色で。
だからやっぱりあたしはこの服を脱ごうとは思っていないのよ。
でもね、たぶん、他人からみたらこのコーディネートは最悪だと思うのよ。
ほら、仙人が着ている服、みたいな?ゲームで言えば無課金装備、みたいな?
キラキラもしていないし、高級でもない。ぼろきれをまとって見えると思うのよね。
でも、あたしは上っ面と心の底の底のコーディネートを揃えることによって、得たものがあるの。
それは、「そのコーディネートを剥がされても、何も変わらない」ということ。
あたし、今いいこと言ったわよ。ここ、二回は読んで欲しいわ(笑)
でね、「店員さんに偉そうな人」っていうのは、結局、その瞬間にその人が頑張って着飾っているコーディネートをが剥がれた瞬間を見せられるから、あたしは嫌悪感を抱いていた事にも気が付いたの。
良い人、出来る人、尊敬できる人のコーディネートをまとうなら、どんな場面でも脱がないで欲しかったんだわ、って。
それに気が付いたらね、あたし、無敵なんじゃないかしらって思ったの。
さっき自分で書いた言葉がとても気に入ったからもう一度言うわ。
だって、あたし、「そのコーディネートを剥がされても、何も変わらない」んだもの!
ここ、音読して欲しいところよ!
じゃね。(*´∇`)ノ ではでは~
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