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ECHO One More Party

少し前のイベント

「ECHO One More Party」 @あみけん

京丹後市峰山町の「あみけん」さんで

・京都が誇る名店「cenci」シェフ坂本さん、渥美さん

・日本唯一の公認パルマハム職人BON DABON多田さん

・あみけんメンバー

Wine Shop YOiNEの由良(僕です)

京丹後でこんなコラボが!!と泣いて喜んでいたイベント(※僕が)がありました。今回は残念ながら、4日間開催の内2日間だけになってしまったのですが(コロナ陽性者が出た為)色んな可能性を感じる事が出来ました。

まず、店内の雰囲気が最高に良かった。

というのも、多田さんのハイテンションの勢いのあるしゃべりに引っ張られて笑いもありながら、楽しい雰囲気が保たれていた事

坂本さん率いるcenciチームがハードスケジュールの中、的確な調理を進めながら「あみけん」メンバーとも連携し、かつ優しい雰囲気を醸し出していた事(有名なシェフによっては威圧的な態度の方もおられる)

そして会場になった「あみけん」のゲストとのコミュニケーション。純粋に食事を楽しみに来られていた事で、僕ら提供する側も楽しんでやれた(これはあみけんさんが普段から来られたゲストと良い関係が築けている証拠)

コラボにありがちなフーディー(ファイン・ダイニング『一流レストラン』を食べ歩く人達)が来るわけではなく、京丹後近郊から来た地元の人ばかりで賑わっていた。ぞんな地元の人に最高の料理や生ハムと一緒にワインを提供できた事は本当に嬉しい。

後日談で坂本シェフが

料理が一段落してゲストと会話に行った際に

「兄チャンのパスタ美味しかったなぁ!」

と言われてとても新鮮だったと

「結構有名なシェフのつもりだったんだけどなぁ…」

とつぶやいた時はさすがに可笑しくて笑ってしまった

京丹後にUターンで帰ってきて思った事は、一般の方にとって「ミシュラン」とか、「世界、アジア何位」とか全然興味がないという事

僕のずっと生きてきた世界でのミシュランの星や、トップレストランの競争などは世の中の極一部の層の中での事だったんだと改めて気付いた(ディスってないです)

今回のイベントはそこの境界線が少し溶けた様な気がする(僕の中で)

そして、僕がやりたい事もこの境界線を溶かす事だ

とふと思った

有名なシェフ達は、急に有名になった訳ではなく

「美味しい」

という感動を食べ手に与え続けてきたから有名になる事が出来た

この「有名」というアドバンテージが良い意味で効かない土地で

(有名だから美味しいという思い込みによる印象のブレがない)

色々な方とこういった「場」を設ける事は可能性がある気がしてます

僕自身、ゲストの反応が良いも悪いも、めちゃくちゃ素直だったので新鮮でした(地方ってみんなこうなのかな?)

今後の可能性を感じながら、単純に自分が楽しかったのでまたやりたいなぁ

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