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暖かな光に包まれた…

こんにちは。先月は2回しか更新できずすみませんでした。今月は色々紹介したいライティングもあるので頑張ります。

日々、仕事で色々な現場を経験していますが、カメラマンによって得意なライティングやある程度のライティングのパターンが出来てきます。そんな中、月2回違うライティングのバリエーションを公開するというのはある意味、予定調和を自分で脱却するいい機会にもなっています。

と、前置きが長くなりましたが、、、今回ご紹介するのは以前音楽ナタリーで撮影させて頂いたこの写真です。

編集さんからのリクエストは

「暖かい光の中にいるような感じで」

そこからイメージしたのは

・暖かいという言葉から全体的に暖色系の写真。
・光に包まれた写真。

この2点のポイントでした。どうやってそのライティングを作るか。

暖色系の背景紙を使うだけでは光に包まれた写真にはならないし、かといって背景を思いっきり明るくしても暖色系の光には包まれない。

そんな写真を撮るライティングに私はいくつかのアプローチを考えました。

◇考えたアプローチの数々

簡単に以下私が考えた温かい光に包まれた写真の作り方です。

アイデア1:カラーフィルターをつけたライトを背面に照射する。
アイデア2:背面紗幕で撮影し、後で暖色寄りに現像する。
アイデア3:背面紗幕で撮影し、被写体にあたるメインライトにブルーフィルターをかけたライトをあて、ホワイトバランスをメインライトに合わせる。(背景が暖色よりになる)

以上の3つを考えましたが、結果私がしたライティングはそのどれとも違うものでした。

◇それぞれのアイデアの弱点

先に述べた3つのアイデアは試したわけではありませんが、それぞれうまくいかないのではないかと思う要素がありました。

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