【 スペインの年間犯罪件数 】
昨晩は久しぶりにヒヤッとする出来事に見舞われた。
立ち寄る予定だった日本酒BARの開店時間まで余裕があったので、マドリード市内にある凱旋門を眺めながら広場でディスクワークしていると、一人の男性に声をかけられた。
男性「shaoioe rjijahg hoai?」
僕「は?」
男性が言っている言葉は「スペイン語」でもなく「英語」でもなかったので、何を伝えたいのかいまいち理解できず、注意深く観察していると隣に置いていたバッグを誰かに取られた。
辺りを見回してみると、僕のバックを持って立ち去ろうとする男性が僕の方を見て勘付いたのかバックを落として逃げた。
手元にMacBook Airを抱えていたので、追いかけて捕まえるわけにもいかず、取り敢えずバックが戻って一安心。
まるで絵に描いたような「窃盗」なのだが、やり方があまりにも巧妙だったため、その後少しだけ感心してしまいましたね。
手口としては最初に声をかけた男性も仲間で声掛けしといて注意をそらし、もう一人が気づかれずに盗み大通りの道路を挟んで逃げるという方法。
道路を挟んで信号が変わってしまえば、反対側には渡ることは不可能なので、そこまで行けば「窃盗」成功というわけだ。
上記は実際に僕がやられた行為だけど、スペインでは年間このような「窃盗」「置き引き」「スリ」が約76万件起きている。(在スペイン日本国大使館データ参照)
ちなみに、日本の2017年の「窃盗」件数は約64万件。(警視庁データ参照)
これらは軽犯罪ではあるけれど、盗まれたらまず戻ってくることはないので個人での警戒がとても必要ですね。
皆さんも、海外へ行かれる際には気をつけてください。
もちろん、日本でも。