見出し画像

フリーランスのインボイス制度に対する考え方

現状、僕自身は課税事業者なので正式なインボイスの発行はできる状態ですが、やっぱりフリーランスとしてはインボイス制度は非常に厄介だと感じています。

特に、もともと免税事業者だった人(僕も含め)からすると、単純に支払う税金が増えることを意味するので、反発する人が多いのも頷けます。

ただ、発注者である企業側からみると、「発注元が免税事業者でも気にしない」といった意見が過半数を占めており、 インボイス制度に伴い「免税事業者への発注を見直す」と回答しているのは全体の10%ほど。

しかし「検討中」という企業も非常に多いため、フリーランス側は各人で取引先と要相談した上で、課税事業者になるべきか見定めるべきかと思います。

個人的には長い目でみてフリーランスを続ける意思があるのであれば、早期にインボイス制度に登録しておき、売り上げを増やす方が良いのではないかと。

とはいえ、税負担が増えるのは確実なので、登録のタイミングは検討すべきです。

またフリーランスには3年間の軽減処置があり、その間は2割負担になるため、いきなり消費税負担が増える訳ではないことも考慮しておくべきでしょう。

企業側にも制度導入に伴い軽減処置(6年間)が設けられているため、 フリーランスの方で登録に迷っている場合は、やはり取引先とよく相談した上で決定すべきかと思われます。

インボイス制度に関する概要|国税庁 https://nta.go.jp/taxes/shiraber

いいなと思ったら応援しよう!