【海外】治安に関するトラブルを避け方(本、ネットであまり見ない内容含む)

海外だけでなく日本も含めてなのですが、大なり小なり治安に関するトラブルに遭遇することは避けられないです。小さいことだと暴言を言われる等の気分は悪くなるが大事には至らないような出来事、大きいことだと命に関わる事故でしょうか。

私自身は日本以外にはアメリカ、ヨーロッパに一定期間住んでおりアジア圏にも短期滞在や旅行の経験があります。対策について、過剰なのでは?という意見もあるかもしれませんが、ご容赦下さい。よく本やネットで注意喚起されている内容もあれば、あまり見たことない内容(詳細な内容)もあると思いますのでご参考下さい。

残念ですが、参考にして頂いても被害にあうときはあります。あくまでもリスク、トラブルに会う回数が減るだけです。


地元の人と同じような恰好、行動をする

できるだけ地元に溶け込むほうがいいです。この時に地元の人と同じというのは中流ぐらいの大多数の恰好、服装であって下流もしくは上流のことではありません。下流を真似すればお金持ってないアピールになるのではと考える方もいるかと思いますが、外国人がいるのは不自然ですし、日本人は清潔感や匂いで浮きます。また、移動方法も不特定多数が利用する方法になりますが、トラブルに合いやすくなるだけなのでやめましょう。
例として、私はフィリピンでジプニー(乗合タクシー)を利用していましが、夕方に利用したところ隣のおばさんが「外から見えにくい位置に変わりなさい、強盗にあう」とのことで奥に入れてくれました。現在はわかりませんが、当時は街角に強盗が待ち伏せしていてジプニーでお金を持っていそうな人がいた場合、突然乗り込んで強盗する方法が流行っていたそうです。ジプニーは扉がなく、乗り降りが簡単で外からある程度どんな人が乗っているかわかるからです。

ジプニー:写真は3Dアカデミー(フィリピン語学学校)参考

ジプニーは下流というには言い過ぎですが、現地に住んでいる外国人はほとんど使っていませんし、どうしても浮いてしまいます。国の発展に関係なく犯罪者からすれば外国人・旅行者は特にターゲットになりやすいので、地元に溶け込んでおいたほうが無難です。移動は比較的信頼できるタクシーを使いましょう。ホテルから呼んでもらう、アプリで高評価のドライバーのタクシーに乗るといった方法がいいです。

危ないと感じたら距離をとる(その場を離れる)

路地裏にはいかない等、ネットでよく見る内容はもちろん、ボロボロだったり主義主張の激しい車や違和感を感じる人からは距離をとりましょう。私はアメリカで毎日運転していますが、凹みどころかパーツがないのに走行している車、銃や白人・黒人至上主義のステッカーやメッセージを書いた車、タトゥーを見かけます。そういった車や人の特徴は以下です。

・運転が荒い(ウィンカーなし当たり前、横から突っ込んでくることもある)
・ちょっかいをだす(ハンドジェスチャーや大声で威嚇、馬鹿にしてくる)
・お金がない(トラブルにあっても補償等を支払うことができない)

同じアメリカ人から見ても関わりたくないと思われている人たちです。関わってもいいことはないので、こういった車や人を見かけた際には距離をとることを強くお勧めします。ちょっと気を付けすぎかなぐらいでちょうどいいです。後悔するよりはましです。

行動する前に、信用できる人に連絡をとる

飲み会に出かける、観光でちょっと人の少ない所に行く等、普段と異なる行動をする場合は信用できる人(親しい人、宿泊施設等)に「~までに戻らない、連絡がなければ警察に連絡して」等の保険をかけておいて下さい。
女性は友人同士でしている方も多いと聞くので、それで問題ないとは思いますが、男性も要注意です。
例として、私は東欧旅行中に友人宅に泊まっていました。帰りが遅くなった際に携帯が通じなかったので連絡できないまま家に着きましたが、友人のお母さんから本当に心配されました。国境ではマフィアが人さらい、人身売買等で活動しており、トラブルに巻き込まれたのではと思っていたそうです。
誘拐に代表される命に関わるトラブルでは通報までの時間がかかるほど発見・生存率は急激に下がりますので、対策しておいて損はないと思います。

ここまでやっても運次第

旅慣れた方からしたら当たり前だったり、考えすぎだと思う方もいるかもいるかもしれません。
正直、トラブルに合うかは運です。リスクの高い行動をしていても何事もない方もいますし、注意していても大きなトラブルに合う方もいます。ただ、私は気を付けていたほうが後悔することはないと考えています。
もちろん、考えすぎるあまり色々な体験を捨ててしまうのは勿体ないのですが、一度しかない人生なので保険を十分かけたうえで楽しむことをお勧めします。

皆さんが少しでも無事に過ごせることを願っています。






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