経済法論証集

ご挨拶

こんにちは。MRです。
この度は、私の友人(選択科目成績1桁)が、経済法の論証集を公開したいとの要望を寄せてくれたので、是非協力したいということで、このノートを書いています。
以下に、私の友人の経済法論証集とそのコメントを掲載します。
なお、論証集は、私の知的財産の論証集やまとめノートと同じように、受験生時代に彼自身用のものとして作成したものであり、文献や判例等の脚注はないということは一応指摘しておきます。

経済法論証集について

経済法は、条文が短く暗記事項が比較的少ない科目ですが、司法試験の過去問を見ると、緻密かつ網羅的な検討ハイレベルなあてはめ処理が毎年求められています。

この論証集は、令和4年司法試験の経済法で順位1桁だった私が、司法試験で必要となる経済法の知識を体系的・網羅的にまとめたものです。
一般的な論証集との最大の違いは、暗記事項だけでなく、経済法を理解するためのヒントや判断枠組みの考え方など、私の思考過程そのものが記載されている点です。
そのため、この論証集のスタイルは、予備校本のような「論証フレーズ」集ではなく、論証とその周辺知識を辞書的にまとめたものとなっています(サンプル参照)。
したがって、この論証集に記載されている事項さえ頭に叩き込めば、一般的な合格水準のインプットはすべて完了するといって差支えありません。
実際、私は直前期から司法試験当日まで、経済法に関してこの論証集以外の教材を一切使用せずに最終合格に至っています。

以下、この論証集を有効活用する方法の一例を示しておきます。

①…まずは全体を一読する。
必要十分な網羅性を重視しているので文章量はかなり多くなっていますが、頑張って(読み飛ばさずに)熟読してみてください。
全範囲のまとめノートを通読することで、改めて全体像を把握し、頭の中に経済法の地図をつくることができます。

②…論文で使えるフレーズ・言い回しをピックアップする。
この論証集では、用語の定義・考え方・判例の規範等の一部を、論文答案で使いやすいように独自の表現で言い換えてあります。
自分のスタイルにあったフレーズや言い回しをピックアップしながら、記載内容をかみ砕いて理解を深めてください。

③…演習書・過去問演習に役立てる。
合格答案を作成する能力を獲得する上で、特に重要なのは、アウトプット(=起案)直後のインプット作業です。
起案後の復習時にこの論証集の該当部分を読み込むことで、自分の苦手な分野や理解不十分な箇所を明確に意識できるようになります。
起案とともにこの論証集への加筆修正を繰り返し、論証集をカスタマイズしてください。

以下サンプル

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