僕がヲタクになったワケ
僕がアイドルを初めて好きになったのは約28年前。
テレビでSMAPが青いイナズマを歌っているのを観たのがきっかけでした。
今では古臭く感じるであろうかっこいい衣装で歌って踊るメンバーの姿に、強烈なキラキラ感と高揚を感じたことが原体験となっています。
そのSMAPを観た時の衝撃を機に今では名前が変わってしまったけれど、当時のジャニーズが出演する番組をとにかく見漁りました。
SMAPはもちろんのこと、V6、TOKIO、Kinkikidsなどなど男性アイドルばかり。
こうして小学生だった僕はジャニーズのアイドルに傾倒していくことになります。
一方その頃、女性アイドルではモーニング娘。の「モーニングコーヒー」や「抱いてHOLD ON ME」なんかが流行っていた時代。
曲は知っていたけどその頃の僕は女性アイドルに全く興味を持っていませんでした。
そんな折、新メンバーとして後藤真希が加入し、「LOVEマシーン」が爆発的なヒットをしたことを境にジャニーズと同じようにキラキラ感を放つモーニング娘。に少しの興味を持つことになります。
LOVEマシーンを機に「恋のダンスサイト」「ハッピーサマーウェディング」と気にかけて観ていくうちに徐々にメンバーの名前も覚え、後藤真希のあまりの可愛さに魅了され、その後更に加護ちゃん辻ちゃんなどの新メンバー4人を加えてリリースされた「I WISH」と「恋愛レボリューション21」で完全にモーニング娘。の虜になりました。
どうも昔から人の顔の造形の美しさに惹かれる性質があるようで(もちろん例外で好きになった子もいます)現代的な言葉で言うと"お顔が強い"子にハマる傾向がありました。
この性質が人生のあらゆる点で奇妙なこだわりや呪縛となって表出してくることになるのですが、それはまた随分先のお話。
ここから僕の人生に於いて良い意味でも悪い意味でも大きな軸になり、人格形成にも多大な影響を与えた女性アイドルヲタクとしての長い長い道のり(現在も道半ば)が始まっていくことになります。
家族、友人、恋愛など、普通に生きていたら起こる人間関係のイベントを全て犠牲(本人としては犠牲にしているつもりはない)にしてコミュ障のヲタクとしてライジングしていきます。
これが僕のアイドルヲタクとしての導入。
ここから今日に至るまでいろいろなアイドルを好きになり、たくさんの推しができていくのですが、この続きはまた気が向いたら書いていこうと思います。