全プリキュア展の雑感
全プリキュア展の横浜会場に行ってみました。
ちゃんと観ていたのは初代とMax Heartだけで、それ以降はタイトルやキャラ名もほとんどわからない状態で突撃しました。今の女児たちだって昔のプリキュアに触れる機会はないため、このような知識レベルでも問題なく楽しめました。
展示物の写真撮影は許可されておりましたが、実際に見るべきですのでここには掲載しません。歴代主人公たちの等身大フィギュアが集合しているのは圧巻です。最後の方になぜか説教くさい展示(女子の理系進学率がどうとか)があるのですが、元々は多様性とか社会進出を全く意図していない「女の子だって暴れたい」という企画段階の構想を、過去と切り離して現代で解釈したものだと理解しました。
エンターテイメントの展覧会にこういった社会問題を絡めたものを並べなくてもいいのではないかと私は思います。視聴者が作品から社会批評性を見出すのは自由ですが、それを自身のメディア以外で押し付けられるとなんか嫌だなーと感じてしまいます。まあ、この展示に関与した辻愛沙子がそういう思想の人だというならしかたないでしょうか。プリキュアの主な視聴者の女児への啓蒙をしたかったのだと思います。「万国のプリキュアを愛する同志よ、団結せよ!」みたいに。
総じてよいイベントでした。
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