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鍼灸整骨院の集客が大変!

東京都と埼玉県で鍼灸整骨院、訪問医療マッサージ、スポーツ・アスリートサポート事業などの会社経営(Refine Possible株式会社)をしている加納です。
少しだけ自己紹介すると、今はすこし多くの事を手掛けています。整形外科クリニックで理学療法士をやったり、事務長をやったり、大学で研究をやったり、自社経営をしたり、、、

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ここでは会社規模が少しづつ大きくなっていく中で、いつどんなことに苦戦して成長を遂げていくのかを記録していこうと思う。また、これから会社経営する方々の少しでも力になれば。との想いもある。


2023年1月

実は会社を登記したのは昨年1月。法人としての経歴は浅いが、共同経営者が法人化する前に10年ほど個人事業で活動していた(もちろん加納も)。今年8月で3期目に入るが、順調とは言えずなかなか大変。その中でも特に、鍼灸整骨院の集客が大変なことに気が付かされた。今回は、そんな苦戦している中でどのように現状を分析し、対応していくのかを紹介しようと思う。

整形外科クリニックでの集患対策

僕が整形外科クリニックでもジェネラルマネージャーとして働いているため、集客(集患)やマーケティングに関連する仕事の経験があり、少しだけ自信があった。実際に病院の方は集患が順調で、簡単に診療実績データを紹介すると多くの業者さんや同業者に驚かれることが多い。
AIDMA(アイドカ)に代表される消費者の購買行動モデルに準じて、地域特性や立地条件、周辺環境を考慮して広告やイベントを開いて集客した。また普段通院してくれる患者さんのデータを分析して、新たな布石をうって対策することで、口コミ効果と相乗効果になるように戦略的に進めた。その結果、自分が入職する前(4年前)と比較して、平均来院者数が80〜100人/日程度増加した。
またマーケティングだけなく、院内の内部環境の整備にも着手し、従業員側・患者側ともにストレスフリーな環境を再構築したら、患者さんからの評判だけでなく従業員からの評判も上昇し、今では離職率は2%程度である。
当たり前のことを徐々に行っただけではあるが、どんどん結果が出ておもろかった。このあたりの話は、また今度記事を執筆しようと思う。

鍼灸整骨院の集客と整形外科クリニックの集客の違い

そんな実績を頼りにめでたく鍼灸整骨院を設立した。しかし、全然人があつまらなかった(あつまっていない)。びっくりするくらい閑散としている。
整形外科と近い場所にあり、整形外科に通院している方であれば認知してくれているのだと思うんだけど,,,
集客に苦戦している原因がイマイチつかめきれていないのだが、おそらくの要因はいくつか思いついている。
その一つの要因として、僕自信の鍼灸整骨院の社会的立ち位置の認識がズレている可能性がある。僕は理学療法士であるため、実は鍼灸整骨院の現状をしっかりと把握できているわけではない(同じ業界にはいるが、業界が違う)。僕の中では、鍼灸整骨院は整形外科の下位互換との認識があったが、どうやらそうではないらしい。

整形外科に通院する患者とは、情報をリーチする対象者が異なり、相手の興味関心が少し違うところにある。

これは整形外科で働いている立場としても同じ事を疑問に思っていたが、なぜ整形外科を選択する人と鍼灸整骨院を選択する人がいるのか。この両者の深層心理の違いを理解しないと、おそらくこの問題を解決することはできないと思う。
ちょっとこれから試行錯誤して、また報告します。


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