見出し画像

さあ自由へ!マイクロ法人を創ろう!!【#貧乏はお金持ち読書感想文1】(毎日更新94日目)

昨日まで「吾輩は猫である」の感想文を必死こいて書いていた吾輩ですが、今日からはだいぶ違って超現実的なところへいってみようと思います。

今日からは金、金、金、金、
金じゃ、金じゃ と踊りたい。

いやーいいですね。
この縦横無尽な読書の旅。
ジャンルを限定せず気になったものは片っ端から読んでいこうと思っています。
そういう読書の仕方はやがて脳の中で一見何の関係もないようないろんな知識が結びつきスパークすることで新しいものを生み出す可能性を秘めています。
まあ単純にどんどん自分が広がっていくようで楽しいですよね。

橘玲(たちばなあきら)さん

「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」が現在もベストセラー爆進中の著者・橘玲さんの著者の内容紹介と感想をしていきたい。

スクリーンショット 2021-04-13 14.44.53

早稲田卒で宝島社という出版社で編集の仕事をやっていた方。
日本経済新聞で連載を持っていたこともあります。
経済小説の『マネーロンダリング』で2002年作家デビュー。
投資や経済に関するフィクション、ノンフィクションを書いている。
橘玲というのは正体不明の作者のほうがおもしろいだろうということで『マネーロンダリング』出版のさいに一度かぎりのつもりで使ったペンネーム。
しかし小説が思いのほか好評だったのでその後もこの名前を使うようになる。
中国の方かなと思われる人も多いと思うが、作者はおそらく純然たる日本人である。
1959年生まれの現在62歳。
早稲田の文学部を卒業したあと出版社に入り、それから友人と編集プロダクションを立ち上げているので、ずっと文章で飯を食ってきた人だと思われます。

「海外投資を楽しむ会」の友人たちと海外投資の方法をマニュアル化した「ゴミ投資家シリーズ」の『ゴミ投資家のための人生設計入門』というレポートを橘玲名義で改訂版として出版したものが
かの有名な『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』である。


『貧乏はお金持ち 「雇われない生き方」で格差社会を逆転する』 どんなことが書いてある?

画像2

グローバル資本主義の台頭とともに、楽園を追われるようになったサラリーマン。望むと望まざるとにかかわらず、すべてのものがフリーエージェント化していく。残酷なまでに自由な世界を、どう生き抜くべきなのか? 「雇われない生き方」とそのための「ファイナンスの技術」を描いたベストセラー!
「引用:Amazon」

この本のコンセプトは

「自由に生きることはすばらしい」

それを筆者が伝えたいということです。

この世は不公平で不合理なディストピアなんだということを直視した上で
筆者がその中でポジティブに生きていく道を探し、提案していきます。

「自由な人生にとっていちばん大事なのは自分の手でお金を稼ぐこと」
「でもそのためにはいったいどうすればいいんだろう」

多くの人が知りたいこの問にたいして、筆者なりの答えを提示しているわけですね。

かといって、どうやったらいっぱい稼げるか
これこれをしたら稼げる人材になれるよ
という自己啓発的な内容はいっさい本書には書かれていない。

なぜなら筆者は自己啓発的なものに対して
「みんなが同じ目標を目指せば少数の勝者と大多数の敗者が生まれることは避けられず、ほとんどの人が敗者になってしまうからだ」
という納得できない部分があるから、おすすめしていないということです。

なーんだ、、どうやったら稼げるか知りたかったのに
教えてくれないんだ、期待はずれ ?

それじゃあこの本には
なにが書いてあるんでしょう?

画像3

この本で伝えているのは

「お金と世の中の関係を徹底して考えてみたい」
ということ。

なんのために?

「自分が生きているこの世界の詳細な地図を手に入れることができれば、自己啓発なんかしなくても、他の人より有利な場所に立つことができるから」

そのためにお金と世の中というものを本書で解明していくのです。

そんな本書の大きなキーワード

マイクロ法人=一人社長、一人会社

マイクロ法人、マイクロ法人、マイクロ法人、マイクロ法人

画像4

画像5

もう一度本書のコンセプトへもどります。

「自由に生きることはすばらしい」

自由に生きるには自分で稼ぐこと

そのためにはこの世の中とお金の関係を徹底的に理解して
この世界の詳細な地図を手にして
それを元に人生を歩んでいくこと。

そのためには世の中に大きな影響を与えている「会社」というものについて理解を深める必要が絶対にある。

会社というものは世の中にとってとても重要なものだから
法律によって会社というものに人格が与えられている(法人格)。

つまりこの経済社会では会社は人格をもった生き物なのである。

(→法人格を与えられて、人間と同じように尊重されるようになっている
その権利が守られているということだと思う。)

その会社という生き物を理解するためにもっとも効果的な方法は

「自分で会社を作ること」

会社を作れば、自分という人格のほかにもう一つの人格を手に入れることができる。

もう一つの人格を手に入れると不思議なことが次々と起きるようになる

たとえば
・収入に対する税負担が大幅に少なくなる
・多額のお金をただ同然の利息で、しかも無担保で借りたりできる

こういった不思議なことは金融システム上の歪みから発生していることなので一時的なものではなく、ずっと使えるおトクな知識である。


アメリカには雇われていないフリーランスがたっくさんいます。

その人達はいま次々に法人化していってます。

なぜか?

有利な特典がいっぱいあるからです。

彼らは国家が市場に介入することで起こっている歪みを最大限に利用しようとしているわけです。

「マイクロ法人は国家を利用して富を生み出す道具だ」


よし橘玲さんにその方法を教わろう

画像6

資本を市場に投資して利益を得る経済活動を企業という。

社長だけでなく、サラリーマンも自分の人的資本(労働力)を投資して利益を得ているので企業家だ。

ただサラリーマンは企業家として、とても大切な
企業家のコアともいえる
「会計・税務・ファイナンス」

の役割を源泉徴収や年末調整といったような制度で人に委託してしまっている。

本書ではマイクロ法人というキーワードを通して
企業家のコア「会計・税務・ファイナンス」の基礎知識をわかりやすく解説してくれる。

それを学ぶとどんなにいいことがあるのかということも教えてくれる。

本書の特徴

1.だれでも利用できる
→特別な知識努力不要ですぐに使える

2.いつか必ず役にたつ
→終身雇用制度が崩壊している現在、だれでも一度は独立を考えるはず、そんな時に役にたつ

3.いつまでも使える
→制度の歪みから生まれる利益(=黄金の羽根)で既得権益として固定化されているので一時的なものではない

といった、とってもワクワクする内容です!


前半10%くらい読んでの感想

ワクワクします。

小説のように事実をストーリー仕立てで書いてあるので読みやすくて
経済にうとくて難しいと感じる人でも読みやすく工夫してあると思います。

それでもぼくは、びっくりするほどお金や経済について知らないので
読んでてすんなり入ってこない部分がたくさんありました。

でも本書ですごく経済に興味が出てきたので、めっちゃ勉強したいとテンションあがってます。

まずはYouTubeで両学長から勉強してみようかなーなんて。

難しいことをストーリー仕立てにしたり、わかりやすく伝えるということはその学問へのハードルを下げてくれるのでとても価値のあることですね。

ぼくもおもしろくわかりやすく役に立つことを伝えるために精進していきたいと思いました。

本書は、さあ会社を創ろうぜ!

ってお誘いのように今のところ感じています。

この先どんな展開を見せるか楽しみです。

とにかくお金のことを学ぶことをワクワクさせてくれる本です。

お金のこと勉強したいけど、なんとなく気が重いという方は
ぜひ、この本を手初めとしてはいかがでしょうか。

KindleUnlimitedなら読み放題


今日からしばらく本書をたよりにお金の勉強をしていきたいと思います。

また明日も読んで、ぼくのフィルターを通してわかりやすくお伝えしたいなといった所存であります。


それでは今日はこのへんで

またあした。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集