【IT】新型iPad Proは何が変わった?新型iPad AirとApplePencil Proも発表!
日本時間の7日の夜11時からAppleの新製品発表会が行われました。前情報として新型iPad Proが出るのでは?と噂されていましたが、その通りの内容となりました。具体的に前モデルから何が変わったのか簡潔にまとめます。
1:新型iPad Airの変更点
・M2チップが搭載された
・11インチに加えて、13インチも登場
・1TBまで選択可能に
M2チップは現行のiPad Proに搭載されているチップですが、それがiPad Airに搭載されました。現行のiPad Proは、非常に性能が高く、ほとんどの人はその性能を使い切れないと言われています。そのチップがiPad Airにも搭載されたことで、実質的にほとんどiPad Proと性能的に遜色ない製品になったと言えるでしょう。
これまでiPad Airには11インチまでしか画面サイズがありませんでしたが、今回初めて13インチのディスプレイが選べるようになりました。これによって2画面表示などもしやすくなったといえます。
これまでiPad Airは512 GBまでしか容量が用意されていませんでしたが、今回は1TBまで選択できるようになりました。これによってiPad Airでも、4K等の非常に容量の大きなファイルを気兼ねなく扱えるようになりました。
2:新型iPad Proの変更点
・薄型化された
・有機ELディスプレイが採用された
・ M4チップが搭載された
薄さが13インチモデルで5.1mmになり、軽量化されました。これまでのiPad Proは他のタブレットに比べてやや重たかったですが、今回の薄型化によって他のタブレットと同等かそれよりも軽くなったと言えます。また本体の薄型化に合わせてMagicKeyboardも薄型軽量化されました。
今回初めて有機ELディスプレイが採用されました。2枚の有機ELディスプレイを重ね合わせる方式で作られており、従来製品よりもシャープで締まった映像を描写できます。
現行のiPad ProはM2チップが搭載されていましたが、M3チップをスキップしてM4チップが搭載されました。M2チップに比べて2倍のレンダリング性能と1.5倍の処理性能を誇っているそうです。
3:Apple Pencil Proが登場
今までApple Pencilは2世代発表されてきました。1世代目はペンシル自体をライトニングケーブルで充電しなければならず、非常に使いづらい仕様となっていましたが、第2世代ではiPadに磁石でくっつけるだけで充電ができるようになりました。私は第2世代のApple Pencilを使っていますが、充分機能的には満足しています。しかし、今回Apple Pencil Proが発表され、新たにペンを握る強さを感知できるようになりました。これによってペンを強く握る動作で線の太さを変えたり、ペンの種類を変えたりすることができるようになりました。また、ペンの回転を感知できるようになり、今までできなかったねじりの筆遣いが描写できるようになりました。
以上が、昨日のAppleの発表会で発表された製品の内容になります。予約受付は既に始まっています。