やりたいことがみつからないって幸せなことじゃない?
「やりたいことをみつける10の方法」みたいな記事をネットでよくみかける。まるで「やりたいことがある」ことは良いことで「やりたいことがない」ことは悪いことだ。みたいなね。
でもそれってどうなの?って思う。素直で真面目な人はこういう記事を読むと、「あぁー俺も(私も)やりたいことがみつからない。どうしたらいいんだぁー」みたいに焦って悩んでしまうんだろうな。
個人的には、「やりたいことがないなんて幸せなことじゃん」って思ってしまう。普通に羨ましいです。だってやりたいことを見つけてしまってる人は、それをやるにしろ、やらないにしろ、ほぼ間違いなく茨の道が待ってるからだ。
たとえば、「音楽をやりたい!」と思ったとする。音楽活動を始めて、上手くいけばいいが、99.9%の人は上手くいかないだろう。上手くいかないながらも「いつかはきっと」と思いながら必死に努力を続ける人生はまさしく茨の道だ。
もし成功したとしても、今度はその成功をずっと維持し続けなければいけない。人はお金がないと生きていけないから。一時的に成功して1000万の収入を得れたとしても、その後に何もヒットしなければ食べていけない。ずっと成功を維持し続けることは、成功することよりも難しい。それもまさしく茨の道。
「音楽をやりたい!」と思いながらも、どうせ上手くいくはずがない。と冷静に分析して、やらない人、または途中で諦める人も多くいると思う。それはそれで、やっぱり茨の道だ。だって「本当は俺は。。。本当は私は。。。」という思いを抱えながら生きていくことになるからだ。
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