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スリムベゼルでUSB-C接続できる4Kディスプレイ DELL U2720Q(M)を在宅ワーク用に購入してみて

在宅ワーク用ディスプレイに求めるスペックとデザイン

一時期の過労が祟り目をやられてしまったので、自宅での勤務用に大きくて目に優しそうな外付モニターを買うことになりました。

購入にあたり、自分がいま在宅ワーク用ディスプレイに求めている要件ってなんだろう?と、さまざまなメーカーのモニターを比較しながら整理してみると、こんな感じに。

(1)フリッカーレス・ブルーライトカット(目に優しい)
(2)27インチ〜32インチ
(3)作業領域を広く取れる高解像度の4K以上
(4)デザインがスッキリしているもので、黒の薄いフレーム
(5)USB-Cケーブル1本で接続できてMacBook Proに給電も可能

映像・動画クリエイターじゃないんだから4Kは要らないだろう説もあったのですが、いま新しくディスプレイを買うのにフルHDやWQHDは中途半端すぎる、ということで、いったんこのスペックとデザインで探してみることにしました。

USB-C要件がネック

しばらくネットで情報を漁っていると、この中で一番のネックとなる要件が(5)のUSB-C接続だということがわかってきました。HDMI/DispayPort接続で妥協すれば、かなり選択肢が広がるんですねぇ。

でも、MacBook ProにHDMIのハブは噛ませたくないし、給電用のアダプタもできれば減らしたいし、机の上はすっきりさせたいし・・・

ここはちょっと譲れないということで、粘り強く検索。結果見つけたのがこちらのDELL U2720Q(M)でした。

要件を全て満たしているうえに、写真で見ると、ブランドロゴなどの余計なデザインも控えめでよいデザインっぽいです。

新宿の量販店で実物を確認—直販とAmazon版の違いも

DELLは直販スタイルではあるものの、常に自分の部屋の真ん中に置くものですので、どこかで実物を見てからにしようということで、新宿の家電量販店に現物を確認しに行きました。

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実物をみて印象的だったのはまずベゼルの細さです。デザイン性や見た目の没入感もさることながら、部屋の机に置いたときにコンパクトで助かります。

さらに、アームをつけずとも付属のスタンドでかなり下まで位置を下げられる(机面から下端まで高さわずか6cm)ことも確認できました。これは予想以上にいいものですね。

お値段も相当お手頃価格で、販売開始時に9万円超、現在は6万円台のところ、夏休みクーポンでさらに1万円引きになっていました。さらにさらに、その場でWebから発注しようとしたところ、数千円ではありましたがAmazonで同モデルがさらに安く販売されているのを発見

厳密には、Amazon版は型番の最後に(M)が足されています。でも違いは付属ケーブルの違いだけとのこと。結局Amazonでポチりました。そして安定の翌日配送です。Amazon強し。

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U2720Q(M)を設置して使ってみての感想

一番直近で使っていたディスプレイはBenQ XL2430というゲーミング用の24インチフルHDディスプレイ×2枚でしたが、4Kはそれとは比較にならない情報量です。

たとえば、Mac版のExcelでは、デフォルトのメニューバーフル表示でも下96行/右AQ列まで表示します。(13インチMacBook Proだと33行目/P列まで)

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インチサイズについては、解像度のアップスケーリングのことも考えて32インチにしようか迷ったのですが、ここまで下に下げてディスプレイの上辺がぎりぎり目の高さなので、27インチにとどめておいてよかったんだろうなと思っています。そうしないと、首や目をタテに動かすことになり、結局疲れてしまうからです。

なお普段は、解像度を3008×1692にし、Macの画面分割アプリ「Magnet」を使って縦2分割にアプリやブラウザを配置しています。メインスクリーンをデュアルディスプレイにすると集中できない派なので、シングルディスプレイを分割して使うこちらのほうが好みです。

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またデザイン面については、店舗ではチェックできなかった背面もすっきりとしたデザインなのは良かったです。

背面といえば、画面下側の各種ケーブル端子とは別に、画面向かって左下にもUSBのtype-A/C一つずつアウトレットがあり、ハブとして利用することができます。おまけ機能ではありますが、机周りの配線を課題にしている方にはありがたいんではないでしょうか。

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それと、USB-C接続にこだわったのはやっぱり正解でした。スタンドに置いたMacBook Proにハブを噛ませずに、ケーブル一本だけで映像伝送しながら充電もできます

しかも90Wの高速充電です。ケーブルはその分太くて硬いですね。

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U2720Q(M)の注意点

注意点としては、4Kディスプレイを駆動させるには、マシンスペックもそれなりのものが必要になる、ということです。

ざっくり、2017以前の13インチMacBook Proだと、全画面で高解像度の動画再生したりするとカクツキも出てファンがヒュンヒュン唸るはずです。2018モデル以降なら大丈夫だと思います。私の場合あくまで事務仕事用(フォトショ程度)なので支障はないのですが、これ買ってから16インチMacBook Proが欲しくなってきました笑。

あとは内蔵スピーカーがない点。私は家ではHomePod or Beats Solo Proなので不要ですが、人によってはあって欲しいという方もいらっしゃるかもしれませんね。なお、HDMI接続と違い、USB-C接続したMacBook Proからは音がでますので、操作にあたって特に支障はありません。

強いて言えば、ぐらいの注意点であり、設置場所さえ確保できるのであれば、全体として隙のない万人受けするディスプレイです。今ならコストパフォーマンスもかなりいいので、自信をもっておすすめできます。


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