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「コロナハイ」になってる経営者が多い中で自分が気をつけていること

こんにちは。
倉敷の美観地区で『株式会社有鄰』という会社をやっている犬養といいます。

今日、「ほんとにそうだよな」とめちゃくちゃ共感したnoteがあったので、それをもとに思ったことを簡単に書いておこうと思います。

そのnoteがこちら。
MATCHA』という訪日外国人向けメディアを中心にした会社をやっている青木優さんのものです。

限りなく大変な状況とともに、どこかハイになって、創業期と同じテンションと集中力で仕事をしている人が多いです。語弊を恐れずにいうと、辛いけど、楽しい。一言で言うなら、コロナハイになっている。
今日久しぶりに会った経営者仲間であり友人でもあるTAMLOの石野さんも、「世の中からコロナというお題をもらって、制限がある故に、アイディアが沢山浮かぶ」と話していました。同じインバウンド業界であるWAmazingの加藤さんも、「サバイバルモードになって、スイッチがオンになってますね。」と。すごいわかる。

共感しかない。自分もそうです

このnoteを読んでの自分のツイートがこちら。

ここで書いたことについて、ちょっと補足しながら書いてみようと思います。

ハイになった状態は危ない

僕自身、そもそも人がハイになった状態って好きじゃないんですよね。
ハイになることは何かに鈍感になることでもあるし(だから人は飲み会で誰かに迷惑をかける)。

経営的に言っても、逆境だからこそアイディアが浮かぶのもすごく分かりつつ、GoogleじゃないですがEvil(邪悪)になる落とし穴も潜んでると思います。

Evilは言いすぎだとしても、「そのアイディアは本当にうちの会社らしいことなのか」「そのアイディアはうちの会社がやるべきことなのか」っていう道から逸れやすい状態だな、と思います。

まあそもそも僕は、自分のアイディアがそこまで優れてるとは思っていない人間ですけれども。

経営者ではない社員とのギャップ

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もう一つ僕が意識しなきゃいけないと思ってるのは、経営者がハイになっていても、社員はそこまででもないよ、というギャップです。

よく「経営者の孤独」なんて表現をしますが、世の中の経営者さん、コロナのような状況のときほどそれを感じることってないんじゃないでしょうか。

経営者が会社を残すため、従業員に給料を払っていくために必死に動いているときに、社員は「コロナでちょっとヒマになるよねー」とか言いながらzoom飲み会をしている。
文字にするだけでも恐ろしい状況です。
(※弊社の話ではありません)

でもそういうものですよね、ほんと。
経営者と社員(従業員)というのは、完全に人種が違うものです。

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やはりコロナというのは平時だったらスルーされていたもののギャップを浮き彫りにするんです。
夫婦間の問題にしてもそうであるのと同じように、経営者側としてはそのギャップをより痛烈に感じるときです。

おそらく、もともと孤独に弱かった経営者は、それだけでメンタル的にダメになるんじゃないでしょうか。
(※ちなみに夫婦間の問題という話も、うちの話ではありません)

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でも、だからこそ、社員に対してのコミュニケーション面を気をつけないといけないと思うんですよね。
平時以上に立場や心境のギャップは大きくなっているので。

「ハイになってる自分について来いよ!」だけでなく(それも必要だとも思いますが)、社員側のほうにも寄っていって言葉をかけなきゃいけないと思っています。

自分のことを振り返ってみると、例えば4月8日に僕が書いたこのnoteも、その一つの表れだったと思います。

単純な話、シラフの人から見て、酔っぱらってる人が「イエーイ!一緒に楽しく進もうぜ!」とか言ってる姿って、引きますよね。

酔っぱらいはそれでも済むかもしれませんが、経営者は、社員たちにも動いてもらわないと困ることもたくさんあるわけです。

だから普段以上に「自分がハイになっていることを認識する」「みんながみんなそうじゃないから相手の側に立つ」ってことを意識しないといけないよね、と思っています。

以上です。

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