19時53分TAKU2955

映画化決定!松村厚久さんに学ぶリーダーの生き方

先日はパッションリーダーズの定例セミナー。講師はあの松村厚久さんでした。

松村厚久さんは若年性パーキンソン病を患いながら東証一部に上場するという常人では考えられない偉業を成し遂げたスーパー経営者。

松村さんが率いるDDホールディングスは8430人ものスタッフが働き、全国で432店舗を運営している外食企業です。東京都内に出店している店舗数では日本一だそう。

この秋、松村厚久さんを主人公として描いたドキュメンタリー映画の公開が予定されているのですが、

なんと!

僕の撮った写真がそのポスターに使われています。あまりに嬉しくて今年はこの話を最低でもあと100回ぐらいしそうです(笑)

さて、

そんな劇的な人生を歩んでいる松村さんですが、セミナーは昨年テレビにて放映された映像から始まります。

若年性パーキンソン病は現代の医学では治療法の確立されていない難病。体調が悪い時は自分ひとりで歩くこともままなりません。

そんな松村厚久さんが見せるのは弱音を吐くことなく仕事に邁進する姿。1000億円企業を作るという目標に向かって全力投球されています。

僕はライフワークとして偉大な人物の素顔を伝えるという活動をしていますが、いつも考えていることがあります。

偉大なリーダーの条件は何だろうか。

それはどんな状況でも周囲に希望を与え続ける人である。色んな本や伝記を読むとそう書いてあるように思います。

そして自分に言い聞かせます。

世のため、人のために行動できる人こそがリーダーだ、、、、と。

でも、実際にやり続けるのは簡単ではない。

「社員とか・・・もっと僕が頑張ればもっと給料も上がるだろうに。」

自分の体が思うように動かせない松村厚久さんから、この言葉を聞いた時、僕は自分が恥ずかしくなりました。

自分はどれだけ人のために行動できているのだろうか。世のため人のためと言いながら、どこかで自分を優先させていないだろうか。そう思ったのです。

だからこそ、苦しみを乗り越えて結果を出し続けている松村さんの姿には胸を打たれます。

感動の映像の後はいよいよ、バンドを従えてド派手なステージ衣装に身を包んだ主役が登場します。

ちなみに、これはパッションリーダーズという経営者の交流会のビジネスセミナーであり、ライブではありません(笑)

松村さんがカッコいいのは、「俺って苦しいけど頑張ってるんだぜ」なんて絶対に言わない所。湿っぽくならずに明るく笑い飛ばしてしまうのです。

ショーをしたりして人を楽しませたりするのも、「病気、大変ですね」なんて気を人に遣わせないためだそう。

書籍「熱狂宣言」の中に松村厚久さんのこんな言葉を見つけました。

「男は可哀想って思われたら終わりですよ」

松村厚久さんという人はスターなのです。パーキンソン病と闘いながら会社を上場させるという宿命を背負ったカリスマ経営者。

身に降りかかる苦難を乗り越え、人に勇気と希望を与える稀有な存在。生まれた星が違うというのはこの人を指します。

ところで、、、

松村さんは男性社員を怒ることはあっても女性社員を怒ることはないそうです。

なぜ、女性社員を怒らないのか・・・・

それは・・・・

・・・・女性に嫌われたくないからだそうです(笑)

「女性にモテたくて起業したのに、嫌われてしまったら本末転倒だ!」

と熱く語っていらっしゃいました(笑)

様々な名言と共に、どのように考えて経営をしてきたのか

その哲学を語って頂きました。

全身全霊で自分の生き様を表現する天才経営者。

不治の病さえも人生の彩りとして人を魅了しつづけている松村厚久さん。そんな生き様に魅せられ、映画を作ることを決めたのは奥山和由さん。

カンヌ国際映画祭パルムドール賞や日本アカデミー賞優秀監督賞をはじめ幾つもの賞を受賞されている日本を代表する映画人であり、北野武さんを映画の世界に連れてきたと言われています。

これまで沢山の人間ドラマや社会の不条理、喜びや哀しみに立ち会い、映画を通じて「時代」を表現してきた奥山さんが伝えたいこと・・・・・

それは本物の勇気はかくも清々しい!ということ。

「一流のものに触れなさい。」

「自分の目で実際に見て肌で感じなさい。」

色んな所でそう言われています。

でも、

どうして一流に触れなければならないのか・・・

それは、

「基準」が上がるからだと僕は思っています。

元々、人間の能力はそんなに変わりません。スーパーマンのように空を飛べるわけではないから、何かをやろうとしたときに、成功するときもあれば失敗することもある。

だからこそリーダーは「基準」を上げていかなきゃならない。

1億円の会社を作って当たり前だと思っている社長。

100億円の会社を作って当たり前だと思っている社長。

両者を比べたときに成長スピードの差は明らかです。この成長スピードの差とは「基準」の高さに他なりません。

部活で試合に出ることを目標に頑張る子。

地区大会でチームを優勝に導くことを目標に頑張る子。

頑張ることは素晴らしい。

が、多くの人を幸せにするのがリーダーの仕事であり、努力するのは当たり前。結果で評価されるのがリーダーです。常に上を目指し基準を高くしなければなりません。

「止まったら死ぬぞ!」

なんて、全員に勧められる生き方ではない。

立ち止まっても死なず、生活保護を受けられるのが今の日本です。

もっと楽な道はある。

明日のご飯を心配する必要はない。

僕たちは世界3位の経済大国に生きているのです。

だから、

「リーダーとして生きる」

と、腹をくくった人に松村さんの熱狂を知ってほしいです。

日本が再び世界をリードし輝くために挑戦し続ける。

会社を救うために誰よりも努力する。

それは本当に割に合わないものであり、

報われない事のほうが多いのですが

最高にエキサイティングな毎日です。

イマドキそんなのは流行らないのかもしれません。

もっとスマートにいったほうが楽でいいのかもしれません。

あなたは選ぶことができる。

明日も同じ一日が続くと信じて安寧な日々を送るのか。

ナンバー・ワンを目指して苦しみの中で生きるのか。

どちらも人生ですし、別にリーダーが偉いわけじゃない。

全ての人は平等です。

どちらの人生を選ぶのか。

全ては自分次第。

あなたが立ち上がらなくても責めることはないけれど

僕はエキサイティングな毎日を送りたいし、

こんな豊かな日本を作ってくれた先人たちや

裕福な家庭で育ててくれた両親に感謝しています。

だから、自分の娘や子孫にも豊かな日本を残したい。

自分が100をもらったのなら、せめて200以上にして次世代に渡さないと。

そう思って写真を撮っています。

松村さんのような情熱あふれるリーダーの素顔を伝えるという仕事に熱狂したいと思います。

ライフワークを与えてくれた近藤太香巳さんに感謝しながら。

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