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当たり前じゃない
2019年7月9日午後5時52分。
たくさん面倒を見てもらって可愛がってもらった祖母が亡くなりました。
今年の5月から体調を崩して入院していましたが、6月15日のフウガ戦後、両親から体調が急変した、と伝えられ、急いで祖母の元に向かいました。
病院に着くと、人工呼吸器をつけ、たくさんの管が身体に入っている祖母を目の当たりにしました。
一度は覚悟を決めてくれと宣告されましたが、その時は奇跡的に、なんとか持ちこたえてくれました。
様々な薬を投与して、最期まで本当に懸命に頑張ってくれましたが、
意識を取り戻すことはありませんでした。
最期まで側にいてあげたかった。
家が近いこともあって、子供の頃から何度も祖母の家に行ったし、時には約一時間かけて自転車で祖母の家まで行ったこともありました。
怒られた事もあったけど、可愛がられてた思い出の方がたくさん覚えています。
そんな祖母を病院で見た時、凄く思った事がありました。
「いまのちょっとした辛い事なんて、祖母の死と闘ってる苦しさに比べたら、全然大した事ないんじゃないか」
「大好きないつも当たり前にやっているフットサルに100%の力を注げているのか」
祖母を見て、そんな事がたくさん思い浮かびました。
いまやれていることは当たり前じゃない。それをちょっと疲れてるからとか、
苦しいからって力を抜いていないか。
もっとやれる事があるんじゃないか。
そんな事を祖母が身をもって僕に教えてくれてるんじゃないか、と、伝えてくれてるんじゃないか、と
思わされました。
祖母から教わったたくさんの事、それを胸にこれからも頑張っていきたい。
そして、もし自分に子供ができたら、孫ができたら、
たくさんの事を伝えられる人でありたい、と思いました。
天国でゆっくり休んでね。
今まで本当にありがとう。