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【検索力】未経験インフラエンジニアはgoogleと友達になろう

googleとは知っての通り検索エンジンのことです。

日常生活の中で何か気になる、知りたいことがあったら
ググりますよね?

検索した結果
・そもそも調べ方がわからない
・思っていた検索結果が得られない
といったこともあるかと思います。


どうしてこのようなことになるのか…
そうです、適した検索キーワードを選べていないからです。

色々な場面で適切な結果を得るために検索力は必須です。
ググりマスターになって、仕事に活かしていこうと言う話ではありません。

今回はインフラエンジニアにとっての検索力の話です。


そもそも知りたい情報に効率よくアクセスするための
検索力に関しては、以下の書籍が参考になると思います。


前置きが長くなりましたが、本題です。


タイトルの「googleと友達になろう!
とはどういうことでしょうか。

インフラエンジニアという観点で見ると、

検索を使い倒せば(googleと友達になれば)、
あなたの技術力は上がる!!

ということです。

仕事では何を検索するの?

インフラエンジニアの仕事と言っても、いつも手を動かして
サーバを構築しているわけではありません。

主に「技術調査」や「エラー原因や対処」についてが大半です。

①技術調査
案件の半分以上の期間は、設計書や手順書を作成するのに時間を使います。
その書き物のインプット情報を検索します。

検索シチュエーション例
・お客様の要望を実現するには、どの設定ファイルから設定したらよいか
・AというコマンドはVer1.0では使用できたが、Ver2.0でも同様か

エラー原因や対処
いかに技術調査を入念に行って設計書、手順書を作成しても、実際にサーバ構築すると必ずエラーが発生する箇所が出ます。
その際の原因と対処方法を検索します。

検索シチュエーション例
・ファイルAを設定変更したら、ログに大量のエラーが出るようになった。
・Bをインストールしてアップデートしたら、Cが動かなくなった


未経験が苦労することは?

知識が圧倒的に足りていないため、検索キーワードがなかなか思い浮かばないと思います。

・サーバの基本的な機能を実現するための、具体的な設定箇所がわからない
・プログラミングはほとんどないが、バッチやシェル等のスクリプトは
 作成機会も多い。言語によっては初めてのものもあり、わからない。
・そもそも設計能力が足りていないため、わからないことがわからない

詳細設計については別途記事にしています。


技術力を上げる検索力とは?

検索結果から1つ1つ深堀り検索していくことです。


初心者、未経験が必死に検索して、なんとなくの答えにたどり着くことが良いわけではありません。


検索結果から、わからない箇所をピックアップして更に検索します。
そして、さらにその検索結果からわからない箇所を…
と一向に先に進みませんが、遡るほどに基礎の内容にたどり着くはずです。


それらをメモして繋げて、最初の検索結果を見返すことで
最初とは理解度も変わって来ると思います。


これの繰り返しであなたの技術力は段違いに上がってきます。
最初は仕事をこなすことより、理解することを重視してきましょう。

課題No1を例に深堀り検索

課題No1
RDPが繋がらない。対象は物理サーバA。


①RDPがそもそもわからない。RDPを検索。
→リモートデスクトッププロトコル。
 NW経由でサーバにログインできる。

②RDPが何かわかったので、
リモートデスクトップが繋がらない原因を検索。
→接続先のサーバの電源が入っていない

③電源が入っていないことを確認する方法を検索
→pingやリモートコンソールで確認できる

④pingとは

⑤リモートコンソールとは


最後に

今回は技術力に直結する検索力について記事にしました。

上司や先輩にわからなかったらすぐ聞くのは、よくありません。

・先輩の時間を奪うことになる
・答えだけ聞いて理解しているつもりになる

という意識は持っておきましょう。

もちろん時間が無かったら仕方ない部分もありますが…


そういう場合でも無い時間の中でリミットを決め、
深堀り検索をできるだけして、何が分かって何が分からなかったのか
を報告できるようにしてきましょう。


ぜひ、googleと友達になって下さい!!


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たくちゃん
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