
2泊3日九州旅行(福岡・佐賀)
札幌から2泊3日で九州旅行に行ってきたので書きます。
経緯
遡ること2024年10月18日
佐賀にある御船山楽園ホテル らかんの湯にいきたーーーーーい!!
ということで、彼女に旅行にいこう!と告げてプランを練った。

施設レビューは後述しますが、施設の詳細を知りたい方はドラマ「サ道」season1の最終話を見てもらえればわかると思います。
ここは日帰り入浴が5000円、泊まると一泊で一人あたり22000円〜60000円程度。(金・土曜は高い)
男女で異なるサウナがあり、午前と午後で男湯と女湯が入れ替わる。
宿泊者のみ両方のサウナを楽しめるというメリットを活かすため、宿泊することに。
日程を決めるにあたって、宿泊代よりも航空券の方が価格のブレが大きいため、航空券の価格が安い且つ宿泊代もそこそこ安い日を狙う。
飛行機は、新千歳空港↔︎福岡空港。
ちょうどジェットスターのセール開始日程を狙い撃ちしたため、復路のみをジェットスターで7000円で予約。
ジェットスターは荷物を預けたり、座席を指定するごとに1500円取られるらしく、何もオプションをつけなかったけど、勝手に席を隣同士にしてくれてた。
往路はセールとはいえ高かったため、スカイマークで11000円にて予約したため、往復18000円で済んだ。
飛行機によく乗る人ならわかると思うが、これはかなり安いはず。
せっかく九州への旅行ということもあって、佐賀だけだと勿体無いし、会いたかった福岡在住の友達が複数居たため遊ぶ予定を組んで、2泊3日(土・日・月)の旅行プランにした。
らかんの湯には日→月で泊まると26400円と少し安価だったため2日目〜3日目に決定。
初日の土曜日は博多で友達と遊ぶことにした。
博多駅から一駅の距離にあるアパホテルを1泊6700円で予約した。(土曜にしてはめっちゃ安い)
day.1
朝10:15の飛行機に間に合うよう7時に起床。
彼女のお母さんに車で札幌駅まで送ってもらい、エアポートで新千歳空港に向かう。
車の中で彼女はお母さんに1万円もらってた。
ええな〜って言ったら、君に見えるとこで渡してるってことは2人で使いなさいってことだろうからご飯代とか出すよって言われて、ラッキー✌️って言いました。
そこは「ありがとうやろ」とのこと。
札幌-新千歳空港は地味に3-40分かかるし、電車代は片道1100円するしで毎回移動が辛い。
8:45に新千歳空港について、航空券のチェックインして朝食。

年末の帰省の時は、保安検査場まで走りながらこれを食うてた。
搭乗していざ離陸。
飛行機の中では事前にDLした映画ゴールデンカムイ見てた。
めちゃくちゃおもろいやんけ…
福岡空港までは2時間45分やけど、だいぶ巻いて20分早く到着。
着いたら640円で地下鉄1日乗車券を購入。
ホテルが東比恵駅、友人との食事はそこから1駅の博多駅。
ランチや買い物で天神やその周辺にも行きたかったため、これは便利だった。
チェックイン前の時間だったため、ホテルに荷物を預けて博多駅へ。
福岡は、空港から街中までの移動が地下鉄で2駅というアクセスの良さがエグい。
移動時間ってこの世で1番無駄やから…

博多に来るのは5年ぶり3度目。
1回目は大学の頃に青春18切符で、2回目は5年前に出張で。
久々に来たけど、博多駅と駅周辺は梅田にちょっと似てるかな。
博多駅自体の造りはJR大阪駅にかなり似てて、札幌駅よりも規模はでかい。
少し気になったのが、道がやたらと斜めの造りになっていること。

目的地にいくのにジグザグに動いていく必要があって、距離ロスを感じてややストレス。
札幌は碁盤の目の形状になっててわかりやすいからね。
そして、街を歩いててやたらと見かけたのがレンタルサイクル。

彼女が行きたがってた雑貨屋が駅から徒歩20分くらいあったため、これを利用した。
スマホで手続きをして、ポートから借りて任意のポートに返す。
利用料は1分7円(電動は1分17円)で、雑貨屋との往復は130円くらいで済んだ。
旅行先でこういうのを使うと街の空気感とかわかって個人的には良いなと思った。
ランチは鰻のひつまぶしをオマージュして、タレを絡めてパリッと焼いた鶏を乗せたとりまぶしというものを食べた。

ひつまぶしが1杯目そのまま、2杯目薬味、3杯目にお茶漬けで食べるように、とりまぶしも温玉や薬味と併せて食べたり、最後は水炊きのスープを入れて食べた。
なかなか見ない食べ物で、新鮮味があって美味しかった。
量も満足やけど、水炊き自体は少し薄味で鶏出汁のうまみが思ったほど出てなくて、他の店で食べた方が美味しいと思ったから、ここで食べるならとりまぶし単品でいいかな。
そのあとはキャナルシティへ。

お土産とか服屋を見て、19時に友達と合流。

札幌にもある店やけど、友達'sと会うのが目的やったし、ここでのメインは食よりも喋りなので問題なし。
会った友達のうちの1人である母乳フラペチーノさんには、旅行前からオススメの店を聞いてた。

たくさんお店を教えてもらったから、お返しにおすすめの映画を教えました。

ちょうどやりとりしてる時に空白って映画を見たから勧めたんやけど、少し経ってから思うと、これは全く人に勧める映画ではない。

スーパーの店長に走って追いかけられたところで無理に道路に出てしまって車に轢かれて死んでしまう。
残された父親と店長の物語。
めちゃくちゃいい映画やけど、暗すぎる笑
合流して「僕の勧めた映画見てくれましたか?」って聞いたら見てくれてなかった…
来週見ます言うてたから、見るまで毎週メッセージ送ろ…
友達'sのもう1人のうまいちゃんは、僕が来週30歳の誕生日だったので、誕生日プレゼントをくれました。

パック
スタバカード
最高や!ありがとう⤴︎
ちなみに初っ端におにぎり食うて、その後にお茶漬け頼んで食うてた。
変なひと。
友達'sの最後の1人、ざきおは大食いの少年やから「回転寿司とか行ったら何皿食うん?」って聞いたら俺は生魚食べられへんから0やね。って言うてた。
炙りはいけるかも言うてたから、ほな炙りで何皿食えるんかやってみてくれよ!!
ちなみに最近はあんまり量を食べなくなったらしい。
2時間くらい喋って退店。
ちなみに体調を崩さないように3杯目からソフトドリンクにしてた。
せっかく来てくれたんでご馳走します!って母乳さんが1軒目おごってくれた。
かっこよかった。
札幌に来たらご馳走します。
2軒目はカラオケに。
母乳さんに事前に買ってきてほしいって頼んでおいた「てつおじさんのケーキ」をみんなでつついて食べた。

てつおじさん
うまいちゃんめちゃくちゃ歌上手かった。
母乳さんは酔っ払ってボキともんもって連呼してた。
ざきおはサウダージ歌ってたけど、生まれた年に出た曲らしい。
僕ら世代の選曲と合わせるために勉強してきてた、偉い。
母乳さんと彼女がめっちゃ飲んでたからか途中で「会計すごいことなってますがいいですか!」みたいな感じで店員から電話きたけど、彼女がなんか出ていってシャンクスみたいな覇気で収めてた。

途中で東京で遊んでた組とテレビ電話つながってて、思いがけずネキさんとニカイドウさんと初めまして🖐️
カラオケの音が大きくて会話にはならへんかった😄
最後にもうベロベロなった母乳さんがアカペラでリトルマーメイド歌いだしたから、2人でミュージカルして終了。
地下鉄まで駆け足で歩いて、終電に乗ってホテルに戻って寝た。
day.2
二日目は10時にチェックアウトして、博多駅でシロヤのサニーパンを買って、本当は昨日の夜行こうと思ってた博多ラーメンの一双に向かった。
かなり人気の店らしいけど、昨日友達'sと合流する前に店の前を通った時に誰も並んでなかったから舐めてた。

オープン10分前に店の前着いたらめちゃくちゃ並んでた。

すごく損した気持ちになるし時間もあんまりなかったから違う店に行こうと思って博多駅へ。

何店舗か見たけど全部並んでて、唯一空いてた一幸舎で食べた。
店行く→並んでて諦めるを繰り返してると、だんだん焦らされてることにムキになってイライラしてきて、なぜか得したい気持ちになって全部乗せを頼んでしまう。
少食やのに。
少し喫茶店で休憩して、博多から特急みどりに乗って武雄温泉駅に向かう。
電車の中でサニーパン食べたら手、口、コート、ニットが練乳まみれになってしまって、以降サニーパン禁止令が出た。
博多から武雄温泉駅までは乗り換えなしで通常だと片道3000円。
事前にJR九州のサイトで予約したら片道2200円になって、往復2人分で3200円得した。ラッキー。
1時間くらいで武雄温泉駅に到着
少し待つと予約しておいた送迎バスが来たから乗って、念願の御船山楽園ホテルへ。
御船山楽園ホテル らかんの湯
ここからは御船山楽園ホテルのレビュー。
着いでロビーに入ったら、もうそこからチームラボの世界。

こういうのあんまり興味ないけど、ロビーに関してはすごかった。
ホテル内には鏡面のデザインが多数採用されてた印象。
鏡に映る自分に「お前は誰だ!」って言うギャグをやってたら何回かは笑ってくれたけど、次の日もやってたらウザいって怒られた。
ウェルカムドリンクをもらって、チェックイン。
部屋
部屋は何種類かあったけど、和室で布団敷いて寝ると身体が痛くなるから、ツインベッドの洋室にした。

1泊2食付きは通常の部屋で、平日が23000円、金土が33000円、日曜が26000円くらいかな。
客室サウナ付きとか露天付き、景色のいい部屋は40000円〜ぐらいやった記憶。
あんまり景色に興味ないし、普通の洋室で2人なら満足できる広さ。
大浴場(男湯)
ついて荷物置いて、念願のお風呂へ。

扉や窓で仕切ってなくて、外に直接繋がる道があるからかお風呂に行くまでの道がめちゃくちゃ寒い。
同じように食事処もかなり寒かった。
19時から食事を予約していたため、2時間半ほど入浴。
脱衣場には貴重品ロッカーとウォーターサーバー。
洗面にはMARKS&WEBの化粧水スプレーとダイソンのドライヤーが数台。
フェイスタオルが使い放題。
いざピットイン。

まず入ると洗い場と内風呂。
シャンプー、コンディショナー、洗顔、ボディソープは全てMARKS&WEBで統一されていて好感。
内湯の向かいには一つ目のドライサウナがある。
入り口付近にある使い放題のサウナマットを取って入室。

10人ほどは入れそうな広さ。
証明は暗く、サウナストーンを真上から照らす設計。
温度は控えめで体感80-90℃くらい。
ここではロウリュ用に焙煎した佐賀県嬉野産のほうじ茶をサウナストーンにかける。
芳醇な香りで、他の施設にはないロウリュを楽しむことができる。
ドライサウナを出るとすぐ露天スペースに出られる。
出ると、130cmほどある深い水風呂の登場。
てか、露天が広すぎる。
リアルに探検できちゃうレベル。

体感16℃くらいで心地良いのと、湧き出る温泉水をチラーで冷やしてるため、泉質が滑らか
棒状の浮き輪があって、それに捕まって水風呂にぷかぷか浮かんでた
水風呂を出ると、露天風呂にある様々な形の整い椅子で、みんな思い思いに整ってた。
てか椅子の量と種類がすごすぎる。
その割に露天が広すぎるからか、まったく圧迫感のない造りになってた。
少し寒かったので僕は2階にあがって喫茶室へ。

身体を拭いて、奥の整い椅子に寝そべる。
ガラス張りの景色からは山という山の大自然。
これ整わないわけないって。
後ろはセルフのバーカウンターみたいになっていて、デトックスウォーター3種、塩プリン、かんころもちが置いてあった。
かんころもちは串に刺して、焚き火スペースで全裸のまま焼いて食べる。
全裸で焚き火を見るという新感覚すぎるアウトドアを体験。
初めてUSJに行った時くらいの衝撃を受けた。
天竜人の暮らしってこんなんなのかな。
サウナの後は味覚が鋭くなる。
塩味と甘味を強く感じて、塩プリンがすごく美味しかった。
あと、焚き火があって暖かいからか、整い時間の持続がすごい。
ダノンデサイルくらい長く脚使える。
これはまさに楽園。
喫茶室を出て、続いて向かうのは2024年に復活した薪サウナ。

サウナストーブからカーブするように女湯と繋がっていて、お互いに水を投げるようにロウリュする
温度はドライサウナより少し低め。
じんわり温まる感じで、薪が燃えてるのを見つめながら身体が温まるのを待つ。
ただ床がめちゃくちゃ熱くて足の裏を火傷した。
出て先ほどの水風呂に入り、上がる。
整いスペースを探して奧ばったところを進むと階段があり、登ったらとんでもない広さのルーフトップ外気浴スペースがあった。
これ、さっきの地図に載ってない。
何人か浜辺に打ち上げられたトドのように寝そべって整ってた。
3セット目は喫茶室の下にあるスチームサウナへ。
広い割に誰も入ってなかったけど、このスチームサウナが一番熱く感じた。
スチームサウナは低音高湿で物足りないところが多いのに、しっかり温度もあって心地よい蒸され具合。
出て水風呂に入って、また露天スペースを探検してると、ルーフトップスペースに向かう付近に、地下へと続く階段を発見。
降りたらだれも入ってなかったけど、20人くらい入れそうなバカでかい水風呂が現れた。
これも地図に載ってない…
そこに透明な細長い椅子があったので、そこに寝そべって天を仰ぐ。
それからデトックスウォーターを飲み、サウナ→水風呂→いろんな椅子に座るを繰り返す。
無限に整えるんじゃないかと思ったが、時間が気になったので5セットで上がり、食事処へ向かった。
この大浴場には、サウナ内を含めて時計が一つもないため、時間にとらわれずに楽しむことができる。
日帰り入浴で行く人は2時間制?のようなので、少し時間が気になってしまうかも。
あとウォーターサーバーが露天スペース含む様々な箇所にあって、すぐに水分を取れるのも良い。
食事
食事はコース料理。

カンパチ刺身
季節の天ぷら
マグロの酢味噌和え
さつまいもムース
野菜のすり流しスープ

ゴチでしか見んやつ

予約時に蒸籠蒸しかすき焼きかしゃぶしゃぶを選べる


どれも少しずつで、色んなものを食べれるようなコースになってた。
僕は少食やから苦しかった。
高級というよりかは庶民寄り、全然満足。
この後サウナに入る予定があったため、お酒は飲まなかった。
そして、サウナを再度5セット決め、フラフラになりながらベッドに倒れ込むようにして気絶。
大浴場(女湯)
二日目は男女入れ替えのため、起きて準備をし、昨日とは別の風呂に入る。
造りはほぼ似てるが、女性側は喫茶室が狭く、ルーフトップや地下水風呂がない。
また、椅子が男風呂よりも少ない。
そして、ドライサウナは白基調のメディテーションサウナになっている。

男湯よりも床が熱くて、足裏がもげる
男湯のサウナよりも湿度が高く、これもかなりクオリティが高い。
その他は喫茶室での甘味がかんころもちから玉羊羹に変わっているのと、多少露天スペースのデザインが異なる程度で、特に変わった部分はないため省略。
3セット決めました。
個人的には男湯の方が満足度が高かった。
チームラボ
興味なかったので省略
総括
御船山楽園ホテルは、サウナ好きならサウナを目的に旅行をしても満足できるレベルだと思う。
ただレベルの高いサウナというだけではなくて、そこに体験したことのない休憩方法を生み出しているところがスゴい。
事前に情報を仕入れすぎてハードルが上がってたものの、それを優に超えてきた。
ちょっと来週以降いつものサウナに行っても物足りない可能性があって心配だが、1年に1回ここに羽を伸ばしに来れるように、仕事を頑張ろうと思えるほど。
day.3
6時に起きて、サウナ→朝食。

量がヤバい
チェックアウトして、博多駅に戻って行きたかったパン屋に向かった。

平日の11時に行ったのに店内に15人くらい、外には20人くらい並んでた。
僕は伝説のパン屋を巡る旅というのを時々しているのだが、これは伝説のパン屋に違いない。
前日にwebから商品選んで予約しておいたから、列をごぼう抜きして受け取るだけ。

レモンとアールグレイのメロンパン
ホワイトチョコと抹茶
ハニーブリオッシュ
塩パン
そのまま空港へ。
ミスタージョージというハンバーグ屋さんに行きたかったけど、サウナ入りすぎたからか朝ごはんを食べすぎたからか、もしくはその両方なのかわからんけどグロッキーになってしまっていたから、昼はうどん屋に行った。

これは他にないから食べてよかった
かなり余裕をもって動いていたため、お土産とかもゆっくり見て、のんびり飛行機に乗って帰ってきましたとさ。
荷物
今回は2泊3日をリュック1つで臨んだ。

毎日替えたいインナーと下着だけ2セット持っていって、他には財布、常備薬、充電器程度。
飛行機に乗る時、このリュックを座席の下に入れてて思ったんやけど、もし飛行機事故に遭った時に荷物のほとんどは見捨てるとしても、ここから財布だけ取り出して逃げれるのいいよなと思った。
飛行機降りた後に預け荷物をピックする必要がないから時短になるし、最悪事故で荷物が燃えてもインナーと下着だけなら全然大した損害にならないし😄
費用
飛行機代(往復)18000円
ホテル(1日目)6700円
ホテル(2日目)26400円
交通費(電車・チャリ)3300円
交通費(特急往復)4400円
お土産代1400円
飲食代8300円
※1日目昼とダコメッカのパンは彼女のママのお金で、夜は母乳さんにご馳走してもらった。
合計68500円
使うとこに使って他は比較的抑えた形。
かなり安く済んでる気がする。
博多を拠点とする旅行の場合、多くの人は大濠公園とか太宰府天満宮に行くのかな。
僕は景色とか神社などへの興味が薄いタイプなので、博多では食事以外の時間を過ごすのに苦労した。
観光するところがない😂
次また行くなら、門司港とか気になるな。
また来ますね九州。