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映画の感想”1917 命をかけた伝令”

 こんにちは、じゅんです。今回はタイトルにもあるように映画「1917 命をかけた伝令」の感想を書いていこうと思います。

途中からネタバレも含むので注意してください!

あらすじ

 時は1917年4月6日、第一次世界大戦真っ只中でした。その頃、西部戦線にいたドイツ軍は戦略的後退をし、イギリス軍をヒンデンブルク線きまで誘引しようとしていました。

 そのことを航空偵察隊で知ったイギリス軍は、明朝に後退したドイツ軍に突撃しようとしているデヴォンシャー連隊に伝えようとしましたが、電話線が切れていたため伝えることができませんでした。

 そこでイギリス軍は、兄がデヴォンシャー隊に所属している上等兵のトムとその親友のウィルを呼び出し、情報を直接伝えることを命じました。

この2人は無事に情報を伝えることができるのか、、、!

っといった具合です。あらすじって締めるのが難しいですね。良い締めかたがあったら教えてください。笑

評価(5点満点)

この映画の点数は、、、

3.9点

                です。


いきなり点数を言われても、僕の基準がわからないと思うので点数ごとの説明を書いておきます。

0~1点 ゴミ。ゴミすぎて誰かにおすすめしたくなるレベル

1~2点 見て後悔するレベル。時間返して。

2~3点 おもしろくない。これをオススメしてきた人のセンスを疑う。

3.0~3.5点 まぁおもしろい。でもオススメはしないかな。

3.5~4.0点 おもしろかった。自分と趣味の合う人にはオススメしたいけど、基本話には出さない。

4.0~4.5点 超おもしろかった。映画の話が出たらおすすめするレベル。

4.5~5.0点 神。この映画をオススメするために自分から話に出すレベル。

って感じです。点数重なってるやんっという文句は受け付けません。

なので今回の映画は「自分の中では満足!でも人と共有するほどじゃないね!」って感じです。

詳しく書いていきます。

良かった点(ネタバレ無し)


 いや〜、良かったです!ワンカット撮影のように写しているため、戦場の臨場感や緊張感がスマホでも伝わってきました。普段電車での通学中に映画を見ているのですが、周りの音が気にならないくらいのめり込んでました。映画館で見たら更に良かったんだなと思い、少し後悔笑

 配役も良かったですね。あまり俳優などには興味がないんですが、marvel好きなのでベネディクト・カンバーバッチが前線で戦うイギリス軍の大佐を務めていて嬉しかったです。やっぱできる男役がドハマりしますね。かっこいい。惚れる。

悪かった点(ネタバレ無し)

 映画の内容上、約1日を写しただけなので仕方ないのかなと思いますが、少し物足りないなと感じてしまいました。
 映画館で見れば迫力に圧倒され、そのように感じなかったのかも知れませんが、サブスクで見ているのでどうしようもないですね。

 それともう一つ気になったのが、この映画は”フィクション”ということです。監督であるサム・メンデスの祖父、アルフレッド・H・メンデスから聞いたエピソードを多数引用しているそうですが、僕はノンフィクションだと思ってみていたので、少しできすぎているところに「本当かよ笑」って思いながら見ていました笑 
 これから見るという方がいれば、その点を注意して欲しいなと思います。

感想(ネタバレを含みます)

 以降ネタバレ有りの感想を述べていきます。

 「いい人が損をし、悪い人が得する世界」この映画を見て1番に感じました。主人公たちがいい人すぎて可哀想になります。

 それでいて無慈悲にも殺しにかかるドイツ軍の兵士たち。むしろ戦争なのでそっちが普通だと思うんですが、「心がねぇのか!」って怒ってました笑

 逆に主人公たちは、「あの世界でどうしてあそこまで優しく生きられるのだろう」と違和感もありました。フィクションだから実際がどうだったのかはわかりませんが、、、

 トムが刺されて死んでしまった時に、ウィルがトムの身に付けているものを剥ぎ取る所は、「これが戦争の残酷さだよな」っと納得していましたが、あいつはそんな奴ではなかったのですね。

兄に形見としてトムの装飾品を渡すじゃありませんか!流石にあのシーンは心打たれましたね。感動しました。逆に自分の性格の悪さに腹が立ちました笑

 主人公たちにもう少し人間らしい欲があってもいいのではないかなと思う場面が多々ありましたが、それがこの映画のいいところでもあり、悪いところでもある。そういう映画でしたね。

 また、最後のシーン、ウィルがトムの兄に形見を渡した後、眠ったように死んでいるのか、死んだように眠っているのか、定かではありませんが、、、
あのシーンは一気にフィクション感が増して、僕的にはすごい嫌いでした。でも多分これはそんな共感してもらえないんじゃないかなと、自分でも思っています笑

久々のご飯にありついて、友を失った悲しみと生き残れる安心感に感動して涙を流す、くらいの方が僕的には良かったです笑
超素人の意見ですが、、、笑

この記事を見ていただけた人の中に、もう見たよ!って方がいれば感想など教えてください!
見てない人は是非見ていただければなと思います!

ありがとうございました!!!